私的ページ:山田晴通
海外旅行歴
大学教員などという仕事をしているせいか、地理学的な雑学を話題にすることがあるせいか、理由はよくわからないのだが、とにかく海外渡航経験が豊富であるかのように思いこまれることが多い。
確かに親の世代よりは、海外に出ているが、留学経験はないし、現地調査に出たこともない。職業的には(研究者としては)まるっきりの国内派である。
ヨーロッパと韓国しか渡航経験はないし、アメリカで行ったことがあるのは、アンカレッジ空港の土産物屋だけである(入国はしていない)。
そんな山田の、数少ない海外旅行の記録を紹介する。
ちなみに国内では、とっくの昔に全都道府県に足を踏み入れた。ただし、県庁所在地で市街地を歩いたことがない場所としては、福井市・鳥取市・山口市が残っている。(1998.04.現在)
その後、1999年夏にヨーロッパとハワイに出かけたので、渡航経験が急に増えてきました。しかし、未だアメリカ本土は遠い?(2000.03.14.記)
さらにその後、2001年に、はじめて国外研究に出ることになりました。滞在するのはオーストラリアのシドニーです。もっとも、年齢が年齢ですから、いまさら留学というよりは、骨休めに近い状況ではありますが。(2001.08.27.記)
2006年秋に、遂に米国東部を訪問しました。(2006.12.26.記)
最近出かけた海外旅行
山田が出かけた海外旅行
- 1974.07.--.〜08.--.
英国(スイス、ドイツ、フランス):ボースカウトの海外派遣。
スコットランドのブレア・アソールで開かれた「ジャンボレット」に参加する日本代表団の一員として渡欧。はじめての海外旅行だった。当時のヨーロッパ便はアンカレッジ経由だった。ブレア・アソールで2週間ほどキャンプしたほか、フォルカークでホームステイを経験、エジンバラ、グラスゴー等を観光した。その後、ロンドン、ジュネーブ、フランクフルト、パリを見て回った。楽しいこと、嫌なことを含め、貴重な体験をたくさんした旅行だった。
- 1983.05.
韓国:全くの観光旅行、とはいえ大学や地方新聞社を訪問したりした。
当時は全斗煥政権の言論統制(メディアの整理統合)の時代。ソウルから、大邱、釜山、馬山、昌原と回ってソウルへ戻る旅だった。大邱では、慶北大学校、大邱毎日新聞、釜山では釜山日報、昌原では慶南新聞、ソウルへ戻ってソウル大学校、中央日報などを訪問し、板門店のツアーや水原の韓国民俗村にも行った。
- 1984.08.
韓国:身重の妻と一緒の観光旅行。
新婚旅行の代わりに二人で出かけた。ソウルから、慶州、釜山を経てフェリーで済州島へ行き、飛行機でソウルに戻ってから、仁川に野球を見に出かけた(お目当ては三美[当時]の張明夫[元広島の福士]だったが、登板はなかった。)
- 1992.10.30.〜11.01.
韓国:国際シンポジウム。
ソウルのプレスセンターで開催された韓国言論学会主催・韓日国際シンポジウム「CATVの韓日比較」に報告者の一人として参加した。通訳(通訳養成の大学校の先生)が非常に優秀な方だったことが強く印象に残った。
- 1995.07.--.〜08.--.
英国(オーストリア、フランス):大学の語学研修の引率。
東京経済大学の語学研修の引率者として、イングランド南部のチチェスターに3週間滞在し、オックスフォード、ブライトン、ワイト島、カンタベリー、ミッドハーストなどにも出かけた。その後、ロンドン、ウィーン、パリをまわった。
- 1997.05.29.〜31.
韓国:国際シンポジウム。
釜山海雲台の朝鮮ビーチホテルで開催された釜山大学等主催・国際学術会議「多メディア・多チャンネル時代、地域民間放送の展望と方策」に報告者の一人として参加した。
- 1997.06.07.〜18.
ドイツ:いとこの銀婚式。
25年前に結婚し、その後ドイツに渡った従姉の銀婚式の「いとこ会」に日本側のいとことしてはただ一人参加した。ケルン東郊のヴィールという田舎町に滞在し、ケルンやボンまで買い物や観光に出かけた。財布とパスポートをなくすハプニングなどもあった。ジーゲン、フランクフルトなども訪れた。
- 1999.07.28.〜08.12.
英国(フランス):一家を挙げての家族旅行。
はじめて家族といっしょに英国に滞在し、ロンドン近郊や湖水地方周辺を見てまわった。ロンドンのほか、湖水地方のウィンダミア、ボウネス、アンブルサイド、ケンダル、ランカシャーのプレストンで宿に泊った。さらに、ベアトリクス・ポターゆかりのヒル・トップ農場のあるニア・ソーリ、ワーズワースゆかりのグラスミアとライダル、ブロンテ姉妹の故郷ヨークシャーのハワース、海岸の娯楽都市ブラックプール、お城で有名なウィンザーなどを訪れた。帰途にはユーロスターでパリへ移動し、今世紀最後の日蝕を見た。
- 1999.08.28.〜09.03.
米国<ハワイ>:カウアイ島での聞き取り調査。
山中速人氏をリーダーとする学生・院生・教員二十名余りのグループでのスタディ・ツアーに途中から合流し、大阪での学会に出席するため途中で帰国した。カウアイ島のワイメア地区に滞在した。
- 1999.09.04.〜09.13.
米国<ハワイ>:カウアイ島での聞き取り調査。
大阪で一泊したあと再度カウアイ島へ。聞き取り調査を続けた。本隊の帰国を見送った後は、カウアイ島の南部各地を見て回った。現地時間の11日にはホノルルへ移動し、P・ロス氏の運転でオアフ島を一周ドライブし一泊だけワイキキに泊まった。
- 2000.03.04.〜03.08.
韓国:戦争記念館の見学と大学訪問。
はじめて海路で海外へ渡った。3日夜、博多港からフェリーで出発し、翌4日朝に釜山に上陸、さらに「セマウル」でソウルへ。龍山の戦争記念館を見学し、ソウル大学を訪問。帰路の釜山では、釜山大学を見物してきた。帰りは「ビートルII世」を利用した。
- 2000.08.06.〜08.19.
韓国:国際地理学会議(IGC)に参加。
5日夜、下関港からフェリーで出発し、翌6日朝に釜山に上陸、高速バスで分科会が行われた光州へ。その後、ソウルへ移動し、本大会にも参加した。会議の合間には、プロ野球見物や、美術館めぐりも楽しんだ。帰りは、チケットがなかなか買えなかったが、結局、大韓航空で関空へ戻った。[写真]
- 2001.02.17.〜02.22.
韓国:江原道で巡検。
山村の情報化について日韓共同研究をしているグループで、巡検を行った。18日にソウルでゼミをもったあと、19日20日には江原道原州市のサイバービレッジなどを訪問。十名ほどのグループで、連日充実した議論ができた。21日はオフにして、「ソウルの秋葉原」江辺のテクノマートなどを見て回った。
- 2001.04.24.〜05.23.
オーストラリア:シドニーでの国外研究の準備。
娘と二人で、2001年7月から国外研究で半年余り滞在するシドニーに、準備のために渡航。ウィークデイは人と会ったりして情報収集に費やし、週末はブルーマウンテンズやボンダイ・ビーチで過ごした。[シドニー日記]
- 2001.07.03.〜07.19.
フィンランド/英国:国際ポピュラー音楽学会に参加/フィールドさがし。
国際ポピュラー音楽学会第11回大会に参加し、古都トゥルクに滞在。後半は、英国に渡り、来年度以降の研究フィールドさがしのため、イングランドの地方都市をあちこち回る。[フィンランド〜英国日記]
- 2001.07.31.〜2002.03.13
オーストラリア:中期国外研究員制度による滞在。
- 2002.08.02.〜08.12.
南アフリカ共和国/シンガポール/マレーシア:国際地理学会議地域集会に参加。
前半は、シンガポール経由で南アフリカ共和国のダーバンへ行き、国際地理学会議(IGC)地域集会に参加。後半は、シンガポールに滞在し、そのうち一日はジョホール・バルを歩く。[ダーバン〜シンガポール日記]
- 2002.08.20.〜09.08.
オーストラリア:コミュニティ・ラジオ局への聞き取り調査。
シドニーとアーミデールのコミュニティ・ラジオ局を訪れて、話を聞いて回った。アーミデール行きの列車の車窓からは野性のカンガルーの群れを見ることができた。[シドニー再訪旅日記]
- 2002.10.24.〜11.05.
英国:都市再開発の動向についての聞き取り調査。
二週間の日程で、ロンドン、ウェリン、レッチワース、ミルトン・キーンズ、バーミンガム、グラスゴー、オックスフォードを訪れて、地理学者や、行政当局者に話を聞いて回った。今回の渡英は、文部科学省科学研究費による共同調査の一環で、充実した旅だったが、反面お土産を買う余裕もなかった。[英国日記]
- 2003.02.24.〜03.10.
英国:都市再開発の動向についての聞き取り調査。
二週間の日程で、ロンドン、バーミンガム、リヴァプール、ブリストル、カーディフを訪れて、行政当局者に話を聞たり、資料を収集して回った。途中でパスポートを紛失するというトラブルもあったが、無事予定通り帰国できた。今回も、科学研究費による共同調査の一環だった。[英国日記]
- 2003.07.02.〜07.11.
カナダ:国際ポピュラー音楽学会に参加/資料収集。
マギル大学を会場として開催された学会に参加し、ほぼ1週間、モントリオールで過ごした。帰路にバンクーバーへ立ち寄り、UBC(ブルティッシュ・コロンビア大学)の地理学関係の先生方に話を聞いたり、資料を収集する。[カナダ日記]
- 2003.08.07.〜09.04.
オーストラリア:コミュニティ・ラジオ局への聞き取り調査。
シドニー、メルボルン、アリス・スプリングスのコミュニティ・ラジオ局を訪れて、話を聞いて回った。今回の渡豪は、放送文化基金研究費による調査旅行。[シドニー再訪など旅日記]
- 2003.10.25.〜11.06.
英国:都市再開発の動向についての聞き取り調査。
ロンドン、バーミンガム、ベッドフォード、ニューカッスル=アポン=タインを訪れて、商業施設開発に関する資料収集と聞き取りをした。ニューカッスル大学ではセミナーにも参加した。今回も、科学研究費による共同調査の一環だった。
- 2004.08.09.〜08.28.
英国:国際地理学会議に参加/観光。
グラスゴーでの国際地理学会議への参加(学会出張)を中心に、私費で滞在を延ばし、ロンドンにしばらく滞在した。[英国日記]
- 2004.09.05.〜09.19.
英国/ドイツ:都市再開発の動向についての聞き取り調査。
二週間の日程で、ロンドン、リヴァプールを訪れて、現地の研究者の話を聞き、資料を収集して回った。後半は、共同研究者のフィールドであるドイツのミュンヘンにも回った。今回で、科学研究費による共同調査は、一区切りつくこととなる。[英国日記]
- 2005.03.17.〜03.22.
韓国:観光旅行だが、資料収集など予備調査を兼ねる。
同行者4名とソウルに滞在し、市内各地の市街地を歩き回ったり、資料を収集した。しかし滞在中に、自分も含め全員が次々と体調を崩し、事前の予定がほとんど消化できなかった。また、馴染みのあった古書店が廃業していて、資料集めの上でも痛手だった。
- 2006.06.24.〜07.02.
オーストラリア:国際地理学会議コミッション集会に参加。
オーストラリアのブリスベンで国際地理学会議の地域集会が開催されるのに先立ってシドニーで開催された「情報社会の地理学」コミッション集会に参加した。(2週連続の休講はできないので、ブリスベンへは行かなかった。)
- 2006.10.25.〜11.07.
米国:バートン・クレーンに関する資料収集。
個人研究助成費(c)を得て、バートン・クレーンに関する資料を収集するため、はじめて合衆国本土を訪れた。バッファロー、ニューヨーク、エリザベス、プリンストン、フィラデルフィアなどを歩いた。[合衆国東部日記]
- 2007.07.08.〜07.13.
エストニア〜フィンランド:国際地理学会議コミッション集会に参加。
奇数年度に「Digital Communities」として開催されている、国際地理学会議「情報社会の地理学」コミッション集会に参加した。授業の最終週にあたり、直後に補講日が組まれていたので、到着してすぐ学会日程がはじまり、最終日の途中で帰国の途に着くという慌ただしい感じの出張だった。[エストニア〜フィンランド日記]
- 2007.08.22.〜09.01.
韓国:ソウルを訪れる「組合学校」に参加し、前後に自由行動の日程をとって釜山を訪問。
組合設立60周年記念行事のひとつとして「組合学校」(学習会を組み込んだ懇親旅行)が初めて国外で行われたので、これに現地合流で参加した。大阪発釜山行きのフェリーを初めて利用し、釜山とソウルの間は高速バスで移動した。[韓国「まるっきりの観光旅行」日記]
- 2008.02.12.〜02.29.
英国:コッツウォルド地方の集落についての現地調査。
個人研究助成費(c)を得て、コッツウォルド地方の「Whiteway」という集落に関する資料を収集するため、英国を4年ぶりに訪れた。ロンドンで一週間、チェルトナムに一週間滞在し、私費で延長した滞在期間にはマンチェスター、リヴァプールにも足を伸ばした。[英国日記]
- 2008.08.11.〜08.25.
チュニジア(フランス、スペイン、ベルギー):国際地理学会議に参加/観光。
チュニスでの国際地理学会議への参加(学会出張)の後、私費で滞在を延ばし、まったくの物見遊山でマドリッド、バルセロナ、ブリュッセル、パリを回った。[チュニジア日記]
- 2008.10.07.〜10.14.
韓国:清州での学会に参加し、その後に私費滞在の日程をとってソウルを訪問。
- 2009.02.13.〜02.16.
韓国:まったく私的な観光旅行。
同行者3名とソウルに滞在し、「見る」ことや「買う」ことよりも、「食べる」ことに重点を置いて過ごした。ウォン安(1万円が14万ウォン以上になる)だったこともあり、行き帰りの飛行機の乗客は圧倒的多数が日本人のように感じられた。[韓国・食事メモ]
- 2009.03.15.〜03.18.
タイ:またまた、まったく私的な観光旅行。
パートナーと二人でバンコクに滞在し、定番観光地の王宮や寺院などを廻り、カオサン通りや宿に近いMBKセンター周辺でショッピングを楽しんだ。[バンコクの記憶]
- 2009.06.22.〜06.28.
韓国:安東とソウルで開催された学会に参加し、その後に私費で滞在を延ばしソウルに滞在。
- 2009.10.29.〜11.04.
タイ:今年2度目のバンコク観光、ちょっぴり予備調査。
半年前に初めて訪れて気に入ったバンコクへ、再びパートナーと二人で観光旅行に出かけた。今後の調査の可能性を考え、在バンコクの日本語メディアへの聞き取りや資料収集も行った。観光ではパタヤにも足を伸ばした。[バンコクの記憶II]
- 2010.06.26.〜07.05.
ロシア:モスクワでの国際学会で発表。
モスクワでの国際音楽師両情報協会に参加し、パートナーと二人ではじめてロシアへ渡った。学会期間中のみの滞在で、ずっとモスクワ市内にとどまった。[モスクワ日記]
- 2010.08.27.〜09.16.
米国:科研費プロジェクトによる現地調査。
科研費の援助を受けたプロジェクトの一環として、米国中西部(ミネアポリス、シカゴなど)、南部(メンフィス、ニューオリンズ、ナッシュビルなど)で、大学図書館や博物館などを回って現地調査を行った。前半は、共同研究者と一緒だったが、後半は、パートナーと二人の旅となった。[合衆国中西部・南部日記]
- 2011.02.14.〜03.01.
英国:バーミンガム市郊外についての現地調査。
個人研究助成費を得て、バーミンガム市郊外の歴史的な郊外住宅開発地「Bournville」に関する資料を収集するため、英国を3年ぶりに訪れた。2週間ちかくバーミンガムに滞在し、私費で延長した期間にもロンドン郊外の同様の住宅開発地に足を伸ばした。[英国日記]
- 2011.03.08.〜03.17.
米国:シンシナティでの学会とボストン訪問。
シンシナティでの国際ポピュラー音楽学会米国支部大会に出席し、私費で滞在を延長して、ボストンに足を伸ばし、科研費プロジェクトと連動した研究連絡などを行なった。久々の単身での海外旅行だった。[米国日記]
- 2011.09.02.〜09.19.
米国:科研費(助成金)プロジェクトによる現地調査。
助成金の援助を受けたプロジェクトの一環として、米国中西部(クリーブランド、デトロイト、シカゴ、ミネソタ州各地など)、およびニューヨーク州のアップステイト(内陸部)で、博物館や公共図書館などを回って現地調査を行った。前半は、パートナーと二人の旅だったが、後半は共同研究者と一緒だった。[出張報告書]
- 2011.10.19.〜10.25.
米国:科研費プロジェクトによる現地調査。
科研費の援助を受けたプロジェクトの一環として、ボストンのMITで先方のプロジェクトに参加して研究交流し、ニューヨークではマンハッタンの音楽関係施設などの視察などを行なった。今回は、共同研究者に同行した旅だった。
- 2011.11.06.〜11.10.
韓国:ソウルでの学会に参加。
ソウル大学での第6回韓中日地理学大会に参加し、学会終了の翌日までソウルに滞在した。今回はパートナーと二人の旅、というより、多数の知り合いと行動をともにすることが多かった旅だった。
- 2012.03.10.〜03.22.
英国:バーミンガム市郊外についての現地調査。
昨年に引き続き、個人研究助成費を得て、バーミンガム市郊外の郊外住宅地「Selly Oak」(昨年調査した「Bournville」の隣接地)に関する資料を収集するため、前年に続いて春先に英国を訪れた。前回より少し短く1週間ほどバーミンガムに滞在し、帰途ロンドンにも立ち寄った。[英国日記]
- 2012.08.01.〜08.09.
中国:学会に参加するため長春を訪問。
中日韓地理学会議に参加するため、長春に1週間滞在した。今回もパートナーと二人の旅というより、多数で行動することが多かった旅だった。はじめての中国滞在だったが、中国語に堪能な学会参加者の諸氏に助けられて、カレー風味の鉄板焼き肉など、おいしいものも食べ、珍しいものも見た。また、理不尽な経験にも中国文化の一端を垣間見たように思う。学会終了後には、一日だけ哈爾賓の町も歩いた。
- 2013.02.08.〜02.21.
英国:テルフォード市郊外についての現地調査。
今年も個人研究助成費を得て、テルフォード市郊外の郊外住宅地「Lightmoor」(以前調査した「Bournville」の開発主体である財団が関わった場所)、および、ニュータウンや歴史的地域(世界遺産を含む)など周辺地域に関する資料を収集するため、今年も春先に英国を訪れた。今回は、パートナーと二人の旅だった。
- 2013.03.12.〜03.22.
米国:科研費プロジェクトによる現地調査。
科研費の援助を受けたプロジェクトの一環として、ニューヨークで資料収集にあたるとともに、アップステイト地域の関係施設の視察や団体関係者への聞き取りをなどを行なった。今回も、共同研究者に同行した旅だった。
- 2013.10.26.〜11.06.
米国:科研費プロジェクトによる現地調査。
科研費の援助を受けたプロジェクトの一環として、前半は単身で、初めて米国西海岸に渡って博物館の視察や資料収集を行ない、後半は共同研究者と同行してニューヨーク州のアップステイト地域で聞き取りを行なった。さらに、マサチューセッツ州のタングルウッドや、ニューハンプシャー州のダートマス大学にも、足を伸ばした。
- 2014.02.25.〜03.12.
英国:バーミンガム市郊外についての現地調査。
ここ数年続けて取り組んできた、個人研究助成費による、バーミンガム市郊外の郊外住宅地「Bournville」周辺の最近の状況に関する資料を収集するため、今年も春先に英国を訪れた。今回でひと区切りにするつもりで、バーミンガムに11泊滞在し、帰途ロンドンにも立ち寄った。[英国日記]
- 2014.07.12.〜07.20.
ベルギー(オランダ):アントワープでの学会に参加。
国際音楽資料情報協会(IAML)の大会に参加するため、アントワープに滞在した、航空便の関係でオランダのアムステルダムから入域し、オランダ国内でもアムステルダムやユトレヒトを少し歩いた。
- 2015.10.08.〜10.14.
中国(韓国):上海での学会に参加。
中日韓地理学会議に参加するため、上海に1週間弱滞在した。久々に異文化体験が多かったという印象の旅だった。往復とも韓国での乗り継ぎとなり、帰路にはソウルで一泊した。
- 2016.06.23.〜06.26.
韓国:大韓地理学会に参加。
札幌での日韓中地理学会議への参加呼びかけをするため、大韓地理学会地理学大会が開催されたソウルへ出向いた。実質的に3泊2日と余裕のない旅だった。前回乗り継ぎで金浦空港に1泊したのを別にすれば、4年半ぶりのソウルだった。
- 2016.10.23.〜10.27.
韓国:海洋地名セミナーに参加。
済州島のリゾートホテルで開催された、海洋地名セミナーに参加した。要するに日本海呼称問題からみの会議で、そこそこアウェイ感があり、よい意味で緊張感があった。羽田からは直行便がなかったので、金浦空港経由の往復にした。実に32年ぶりの済州島だった。
- 2016.11.13.〜11.16.
韓国:久々のまったく私的な観光旅行。
同年3回目の韓国は、久しぶりのまったく私的な家族旅行。2歳と1歳の子どもを連れ、ソウル・梨泰院のクラウン・ホテルに滞在した弾丸旅行だった。クラウン・ホテルは、2007年以来の滞在だった。
- 2017.08.23.〜08.29.
韓国:済州での学会に参加。
前回から1年もしないうちに韓中日地理学会議でまた済州島に出かけた。今回は直行便での往復。傾斜地に広がる済州大学のキャンパスで、バス停から会場まで歩くのにかなり苦労した。学会出張期間終了後は私費で滞在を延ばし、中文地区で2泊し最終日ギリギリまで連れ合いとショッピング三昧だった。
- 2019.06.30.〜07.13.
中国:北京・対外経済貿易大学での集中講義。
勤務校の提携先のひとつである北京の対外経済貿易大学で夏の集中講義に参加した。最初からずっとアテンドされる待遇で、いつもとはだいぶ勝手が違ったが、言葉が通じにくい国で仕事に集中できるのは良い体験だった。ただし、ネット環境の規制の厳しさは予想以上だった。
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