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山田への「実際にあった質問」(RAQ)2024
アカデミック・コンパス篇

Really Asked Questions to H.YAMADA, 2024
"Academic Compass" edition


山田への質問を歓迎します。また、ご意見もお待ちしております。
こちらまでメールをお寄せ下さい。
このページでは、2024年5月27日(月)4時限の1年生を対象とした授業「アカデミック・コンパス」の中で山田がおこなったゼミ紹介のプレゼンテーションに対する受講者からの質問のべ200件すべてへの回答を紹介しています。(プレゼンテーションのスライドはこちら
このページにある質問はいずれも実際の質問に基づいていますが、語句の明白な誤記の修正など、必要な加工をしていることをお断りしておきます。また、実際の質問では一つにまとめられているものを、内容に沿って2つないし3つに分割して回答している例もあります。このため、質問の総数は200件を大きく超える形になっています。


    ゼミに関する質問

    ゼミの運営に関する質問

  1. このゼミは主に何について学ぶのですか。
  2. 一応音楽についてのゼミとおっしゃっていましたが、具体的に音楽については何を学ぶことができるのか。
  3. 音楽には興味があるので、山田先生の特殊そうな話ぶりに少し興味を持ちました。ゼミではどのようなことを研究するのか知りたいです
      主には、ポピュラー音楽の学術的な研究です。
  4. ゼミでの指導の説明があまりなかったので、ゼミでなにを教わるのかを詳しく聞きたい。
      ゼミでは何かを「教わる」というより、自分で学びを切り開いていく姿勢が求められます。
  5. ゼミでは特にどんなことを重視して行っているんでしょうか?
      課題への自主的な取り組みです。
  6. ゼミで行うテキストの輪読や合宿の目的は何ですか?
      学術的な文献を、自力で読めるようになること。また、それを踏まえて、自力で学術的な文章を書けるようになることです。
  7. ほとんどのゼミは話し合いが多かったと思いますが、ここではゼミの時間は何をするのでしょうか。私は、ポピュラー音楽に関心があります。山田先生のゼミに入ったらどのような分野を学べるのでしょうか。
  8. 今回の話を聞いて、楽しそうなゼミだなと感じ興味を持ちました。ゼミではどのように進めていくのか知りたいです。
  9. ゼミではどのような講義ををしていますか。
      指定されたテキストの講読と、各自の課題に関するプレゼンが時間の大部分を占めます。ポピュラー音楽についてだけでなく、一般的に物事に対いて学術的にアプローチする方法を学べると考えてください。
  10. 先生のゼミでは基本自由な制作をするとありましたが、そこの中でも軸となるものはなんですか?
  11. 基本的に普段のゼミ活動ではポピュラー音楽について学ぶのですか?
      こちらとしては「音楽」としたいと思っていますが、必ずしもそうはなりません。
  12. ポピュラー音楽は今のところ関心ないのですが、音楽全体には興味あります。山田ゼミに向いてますでしょうか?
      いいと思います。
  13. 音楽の知識の基盤を作る授業形式の時間は確保されているのでしょうか。
      個別に努力してもらう部分が多くなるかもしれません。あなたの関心によって何が「音楽の知識の基盤」になるかは変わってくるからです。個別に助言して、本を読んでもらったり、いろいろな施設へ出向いてもらったりすることがあるかもしれません。
  14. ポピュラー音楽を、どのような視点で学べるのか、地理学についてよく知らなくても、1から学ぶことができるのか知りたいです。
      ポピュラー音楽については、社会学的観点から接近することが、コミュニケーション学部で諸君には向いていると思います。もし地理学について初歩から勉強したいのなら、個別に対応します。
  15. レポートなど課題はどのくらい出ますか?
      基本的には、年度末のゼミ論(8000字以上)が必須で、それに向けて段階的にプレゼンを進めていくことがおもな課題となります。
  16. フレセミの課題が多いと感じますがゼミの課題も多いですか?
      フレゼミほどではありません。
  17. 輪読や構想を行うことのメリットを教えていただきたいです。
      学生諸君の大部分は、独力で学術論文を読む事に慣れていません。また、いきなり論文を書けと言われても、極めて困難です。複数の人間で同じテキストを読み、その内容について議論する事で、独力でなかなか得られない気づきに出会う事が期待されます。
  18. 音楽文化に関する内容を学ぶゼミだと紹介されてましたが、その内容を教科書の輪読でどうやって学んでいくのか疑問です。音楽の流行や変化はメディアと密接に関係していると思うので、教科書よりもインターネットなどを利用する方が良いのではないかとも思いましたが、先生がなぜ教科書の輪読に重きを置いているのかを知りたいです。
      基本的なものの見方を確立しなければ、情報の表層しか追えなくなるというのが、私の認識です。何十年も前から言われている議論の前提を知らなければ、最近の現象の背景も何も理解した事になりません。
  19. ゼミで発表した際に周りの人から意見を貰い、それを復習して直してまた発表することはないですか? 意見をその場で取り入れても実際に発表しないと分からないこともあると思いました。
      ゼミ論や卒論は完成までに数回のプレゼンを重ねてもらいます。もちろん、その過程では「復習して直してまた発表」を繰り返すことになります。
  20. 演習でのゼミレポートを踏まえて、そのテーマで卒業論文を作成するということですか?
      多くの場合、ゼミ論を踏まえて、卒論を書いた方が、負担は軽くなるはずです。ただし、テーマによっては、いったんリセットした方が良い場合もあるかもしれません。
  21. 建前上、ゼミ自体は音楽に関するゼミであると仰っていましたが、演習レポートや卒業研究が音楽に関する題でも良いとされているのは何故ですか?
      ゼミの主題である音楽に関するものは、もちろん大歓迎です。
  22. 研究の内容はなんでも良いとおっしゃっていましたが、例えば先生のゼミに入ってテレビ業界の仕事に興味があったら、どのようなことをするのか教えて頂きたいです。
      テレビ業界といっても広いですが、各自の課題として業界について調べることを支援していきます。
  23. 音楽文化に関するゼミですが、音楽ゼミに限らずいろいろなことを生徒が研究しているとおっしゃっていましたが、多少なりとも音楽文化や社会学に関係あるものについて研究しなければならないのか、それとも先生の範囲外の範囲を研究してもいいのか教えてください。
  24. 音楽についてのゼミと言っていたがゼミ論の構想はなんでもいいという認識でいいのですか。
  25. 先生のゼミでは、自己学習が必要になると言っておりましたが、具体的にはどの分野も取り扱っているのでしょうか?
  26. 大衆文化についてではなくても卒業論文を書いている人がいるとおっしゃられていましたが、守らなければならないルールはないのですか?
      本当に範囲外になってしまう(例えば、生理学の研究とか、高等数学の論証とか)場合はともかく、普通に学部生が取り組みたいと思いそうなことであれば、必要に応じてこちらも勉強して対応します。
  27. 音楽に関するゼミだけど、音楽に関連していない卒論を書いているということは、普段のゼミでは学ばないことを自力で調べて卒論にする人もいるということですか。もしそうなった場合書ける自信がありません。
      音楽と関係ないテーマについても、個別には文献の紹介や執筆指導などは対応しています。
  28. 先生がポピュラー音楽、地理学、社会学について詳しいことはわかりましたが、具体的にどのようなことを研究するのかわからなかったので教えていただきたいです。
  29. 先生のお話の中で、山田ゼミの特徴として、ポピュラー音楽の学術的な研究に関心がある人・地理学ないし社会学に興味がある人との説明がありました。これだけを聞くと、このふたつには全く関連性がないように思ってしまうのですが、具体的にどのようなことを研究したい人におすすめなのでしょうか。
      具体的な研究テーマは、受講者自主的に決めていきます。私自身の具体的な研究については、下の回答を見てください。
  30. インターネットにて山田先生の記事などを拝見しました。先生の身の上を知ることは出来ましたが、最後の最後まで、山田先生のゼミ内容がわかりませんでした。ポピュラー音楽、社会学、地理学などの分野について、具体的にどのようにゼミを開講しているのでしょうか?特に、ポピュラー音楽について教えてほしいです。
  31. ポピュラー音楽、地理学、社会学という学問の幅が広いように感じるのですが、ゼミではこれらの学問を掛け合わせて学んでいくのですか?
      テキストは原則としてポピュラー音楽に関するものを選んでいますが、受講生からリクエストがあればその都度検討します。
  32. 先生により専門分野があり、その関連した講義が行われると考えていた。しかし、「こんな学問に興味がある人にはおすすめである」と提示した際、地理学や社会学などの広範囲な学問の一方で、なぜポピュラー音楽という比較的に狭い話題を挙げたのだろうか。
      広範囲に地理学や社会学をあげたのは、私の守備範囲をイメージしてもらうためであり、ポピュラー音楽を主題に掲げているのは、より多くの学生諸君に関心をもってもらうためです。かつては主題として、私の一番狭い意味での研究上の専門である、地域メディア論を挙げていましたが、当時はほとんど学生が集まらず、より多くの学生をゼミに集める工夫をしてほしいという学部からの要請を受けて、ポピュラー音楽研究を軸にゼミを運営するようになりました。
  33. ゼミの人数や内容、単位を落とした人など今のゼミの現状を知れて今後に生かせそうです。音楽の学問について全く知識ないのですが入ってもこまらないですか?
      入ってから勉強すればいいと思います。
  34. 卒業論文やレポートを書くにあたって、自分が長期的に関心をもてる内容を見つけるために必要になってくることや日常生活で意識するべきことはなにか。
      自分自身を客観的に観察し、何に関心があるか、何をしている時が楽しいか、などを意識できるようにすることかと思います。
  35. 単位が取得できなかった生徒、卒業研究が提出できなかった生徒がいるとのことでしたが、山田ゼミに途中から参加した場合は自己でゼミの進度に追いついていくことになるのでしょうか。
      そういう言い方をすれば、そうなると思います。最初から所属していようと、途中から参加しようと、自力で勉強してもらうことに変わりはありません。
  36. 山田先生のゼミを受けて得た知識は、将来どのような場面で発揮することが出来ますか?
      個々の知識はどうか分かりませんが、身につけたスキル(情報検索能力、文章力、など)は、自分が関わった事象について広く他者に伝えようとする際に、きっと役に立つと思います。
  37. 社会学や地理学を本格的に研究していることが分かった。そこで山田ゼミに入るための前提知識はどのくらい必要なのか気になった。
  38. 変わり者の山田先生のゼミについていくために一年生のうちにやっておくべきことはありますか。例えば、ポピュラー音楽の学術的知識をあらかじめ習得しておいた方が良いでしょうか。
      何であれ、知識は広く持っていた方が良いですが、特段要求する前提知識はありません。ただし、ゼミに入ってからはちゃんと勉強してください。
  39. ゼミの募集対象の中で社会学を学びたい人とありましたが、実際にはどのような分野を希望して入ってくる生徒が多いのでしょうか?
      一応は音楽に関心があると言って入ってくる人が多いのですが、自分の関心を突き詰めてテーマを選ばせていくと、音楽以外の多様なテーマが出てきます。
  40. ゼミの履修に落ち行き場がなくなった生徒におすめのゼミとおっしゃっていましたが、希望するゼミを履修できない人の割合はどのくらいなのでしょうか。
  41. 他ゼミの選考落ちの人に勧めていましたが、実際に山田ゼミが第1志望だった人と選考落ちの人の割合を教えて下さい。また、その他の理由で所属している人が居ましたら教えて下さい。
      割合は年次によって大きく変動しますが、他ゼミに落とされて来た人、そもそも最後まで応募の手続きをしそびれていた人などを合わせると、毎年多数派になっています。つまり、最初から山田ゼミを選んだ者は少数になるということです。
  42. もしゼミ選考に落ちたひとが山田教授のゼミに入ると、どういう指導やアドバイスをされているのかが知りたいです。
  43. もし入るとしたらシンセについて深く研究しようと思うのですが、具体的に厳しい指導はどのような内容をするのですか?
      文献の探し方、文章の書き方から、長文の論文の構成まで、様々な内容を指導しています。
  44. 卒業研究のテーマにk-popを関連付けて研究してみたいと思っています。k-popの動向を社会学やコミュニケーション学に関連させて研究する上で最も必要な事柄は何か教えて頂きたいです。
      とりあえず、K-POPに関する情報に接する機会を増やすよう心がけることと、既に発表されている学術論文を探して、読んでみることが有益であると思います。
  45. ゼミの行き場が無くなった人も募集対象に入っていましたが、全く興味がなくてもゼミの活動についていけるのでしょうか。
      さすがに、何事にも「全く興味がな」いとつらいですが、何かに興味がある人なら、何とかなるかもしれません。
  46. ゼミに落ちた人が入ると言っていたが、就職先に音楽関係じゃない人多数いますか?
      ほとんどがそうだと思います。
  47. なぜ2年生から3年生になるときにそのまま続けてゼミに残る人が少ないのですか?
  48. 山田ゼミを選択したいと思ったのですが継続している学生があまりいないと聞いたので理由をお聞きしたいです。
      学生の方が、山田に付き合いきれなくなって他ゼミへ移る、といった面もあるかもしれません。しかし、2年生のゼミ生には、その関心によって他ゼミへ行くことを積極的に進めていますから、それも一因であると思います。
  49. 授業中に先生と一緒に音楽を聴いてもいいですか。
      授業中に聞く必然性があれば、例えば自分のプレゼンに必要なのであれば、音楽を流してもらって構いません。
  50. 先生のゼミは気分が楽に出きますか。
      「気分が楽に出き」るかどうかは、あなた次第です。
  51. なぜこのようにゆるく運営するように決めたのかが気になりました。それは自分が変わり者であるという宣言に通じるところはありますか?
      これはゼミの運営についての質問かと思いますが、厳しいばかりでは困る学生もいるという現実があります。教員の中にも多様な人がいないと、学生も息苦しいでしょう。その意味では、後半の質問の答えはイエスです。
  52. 出席人数が少くないと思う、出席の評価基準はどうですか?
  53. 出席3人の時があるとおっしゃっていましたが出席は評価にかかわらないのですか?
      きちんとした理由があって、連絡をとってもらえるのであれば、欠席もやむを得ないと考えますが、安易に欠席して良いとしている訳ではありません。
  54. 実際にゼミにあまりきていない人で単位を取ることは可能なのでしょうか?
      これは、ケース・バイ・ケースとしか言いようがありません。例えば、長期療養を要する状態になって、授業には欠席し続けても、常時連絡を絶やさず、指示された課題には応えるといった場合なら、成績はともかく単位を取る可能性は十分出てくると考えます。

    輪読するテキストに関する質問

  55. ゼミで指定されたテキストの輪読をしたとのことですが、昨年はどんな内容を読んだのですか
  56. ゼミで行う輪読とはどのような内容の本でやるのでしょうか?
  57. テキスト輪読とは、どのようなテキストを扱うのですか?
      演習では毎年、(もう古い本ですが)東谷護・編(2003)『ポピュラー音楽へのまなざし』の第1章「ポピュラー音楽の複雑性」を読んでいます。これは、ポピュラー音楽論の前提について述べた文章です。また、過去には年度によって、山田の既発表論文を中心に、受講者の関心に沿って選んだ論文を読んでいます。
  58. 「音楽についてのゼミだけれど、それ以外のテーマで卒論を書く学生が多い」とおっしゃっていましたが、ゼミ内で行う輪読などは音楽を取り扱ったものなのか、それともそれ以外のものについても触れるのか気になりました。
  59. 先生のゼミでは「輪読」を行うとありましたが、先生の専門のポピュラー音楽や社会学と、輪読がどのように関係しているのか気になりました。
      輪読するテキスト(『ポピュラー音楽へのまなざし』第1章)は、社会学的観点からポピュラー音楽研究をとらえた、原論的論文です。
  60. 先生のゼミの学生は、テーマに縛られず、多様なテーマで卒業研究をされていましたが、指定されるテキストは、どのようなテーマのものが多くなっているのでしょうか。
      「演習」「卒業研究」ともテキストにはポピュラー音楽関係の論文を取り上げるのが原則です。ただし、参加者から何らかのリクエストがあれば、それ以外を取り上げる場合もあり得ます。

    夏合宿に関する質問

  61. 主に合宿ではどのようなことを行うのですか?
  62. 夏のゼミ合宿では何をするのですか?
  63. ゼミでの合同合宿は具体的にどのような取り組みがあるのか知りたいです。
  64. ゼミの合宿ではどのような内容を勉強しますか?
  65. ゼミの合宿はどのくらいの期間でどのようなことをするのか。
  66. 夏合宿ではどのようなことを行うのですか?
  67. 演習とゼミが合同で合宿を行うとありましたが、合宿では具体的にどのようなことを行うのでしょうか。
  68. 夏の合宿では具体的に何をやるのでしょうか。
  69. 夏休みに行われる「演習」「卒業研究」の合同合宿にとても興味を持ったのですが、合宿の期間中にすることは、演習と卒業研究をひたすらする感じなのですか?もしくは、グループコミュニケーションやレクリエーションなども取り入れているのですか?
  70. 夏休みの合宿に参加できないと単位を取ることが難しいと仰っていましたが、合宿では具体的には何をするのですか?
  71. 夏休みの合宿は何をするのですか?
  72. 夏休みの合同合宿にてゼミの方針発表や卒論の中間発表があるとおっしゃっていましたが ほかにはどのようなことを行うのですか
  73. 夏休み中に行う合同合宿ではどのようなことを行うのでしょうか?それはポピュラー音楽や地理学に関わることか知りたいです。
  74. 夏合宿では何について研究するのか。
  75. 夏合宿では具体的にどのような活動をするのかを知りたいです。
  76. 合宿があり、その時にゼミ論について考えると授業で説明されていて、それ以外にも合宿で何かをすることはあるのかが気になり、疑問に思いました。
  77. 合宿ではどのような学びをするのですか?
  78. 合宿ではどんなことをして何を学びますか?
  79. 合宿では具体的に何」をするのですか。
  80. 合宿でやること、学ぶ内容などが深く知れたら知りたい。
  81. 合宿に興味があるのですがが合宿では、どこに行ってどんなことをするのかしりたいです。
  82. 合宿に参加していない生徒の単位の取得率が低いとおっしゃっていましたが、合宿では具体的にどのような活動をされるのでしょうか。
  83. 山田ゼミの合宿はどのような場所でどのような活動を行いますか?
  84. 山田先生のゼミは合宿を行うとおっしゃっていたと思いますが、具体的にどこで行うのか、どのような内容なのですか。
      山田ゼミでは、武蔵村山キャンパスの研修ハウスを使って4拍5日程度の夏合宿をやります。内容は、ゼミ論、卒論に関する方針や進捗状況のプレゼンテーションが活動の大部分を占めます。基本的には、ひたすらプレゼンと議論をやります。時間の余裕ができればレクリエーション的なことを織り込むこともあります。どんな主題が扱われるかは、参加者次第ということになります。
  85. 合宿はどのくらいの日数で、場所は自分たちで決められますか
      参加人数にもよりますが、日数は概ね4泊5日ほどになります。場所は武蔵村山キャンパスの研修ハウスを予定していますが、ゼミ生が自分たちで決めたいという流れになれば意向は尊重します。
  86. 山田先生のゼミはが合宿を行うとおっしゃっていたと思いますが、何を目的として合宿を行うのですか?
  87. 合宿は、何を目的に行うのですか。
      普段の生活の中では、授業時間だけをやり過ごせばいいと考え、ついついサボってしまう学生もいるわけですが、これとは状況が異なる環境に身を置き、仲間と長い時間交流する中で、意識を高め、また、議論を通して自分の考えを相対化して磨いていくことが目的となります。
  88. なぜ、合宿に行かないと単位を落とすことが多いのか
  89. ゼミ合宿に行かなかった人は単位がとりにくいとおっしゃっていたがそれはなぜですか
  90. 夏休みに行われる演習・卒業研究の合同合宿は、部活などで参加できなかった人は単位を取得することが難しいとのことでした。自分一人ではできないような難しい内容を合宿では行っているということでしょうか。
  91. 部活などどうしてもの用事で合宿に参加できない場合でも、合宿参加しないと単位を取るのは難しいですが?
      合宿の際には、正規の演習の時間以外にもゼミ生同士で議論したりして内容を高め合う機会が多くなります。特別に難しいことをやったりするわけではありませんが、普段の授業より、濃密な時間の過ごし方になります。また、合宿に参加しなかった者には、原則として2期の早い時期に授業でプレゼンをしてもらうことになりますが、合宿不参加の者は、かなりの確率でその機会を欠席してしまい、結果的にドロップアウトしてしまう傾向があります。なお、東京経済大学の部活動は、「学業優先」を前提としています。その上で、何を優先させるべきかは、学生が自分の責任で判断すべきことです。安易に「部活などどうしてもの用事」などとは考えない方が良いと思います。
  92. 前中後期により段階的に講義の進めることが今回の講義で説明されていたが、なぜ授業ではなく夏合宿で中間発表を行うのか疑問を持った。
      正直にいえば、夏合宿をやらなければ、前期でさぼってしまった諸君を救済できないから、というのが大きな理由です。

    研究分野に関する質問

    研究分野全般に関する質問

  93. ポピュラー音楽、地理学、社会学に関心のある学生が山田ゼミに向いてるとおっしゃっていましたが、山田先生が具体的に研究した内容についてお聞きしたいです。
  94. どんな研究をされていたのか知りたい。
      とりあえず、業績は可能なかぎりウェブ上で公開しています。「山田晴通・業績一覧」を見てください。機関リポジトリなどで、ネット上で読める論文も多数あります。
  95. 研究分野が社会経済地理学とポピュラー音楽と紹介されていましたが、その二つは一見共通点がないように見受けられますが、共通している点はありますか?具体的に知りたいです。
  96. ポピュラー音楽から地理学まで幅広く対応されているとのことですが、そこに繋がりはあるのでしょうか、それとも興味のある分野を学ぶという形なのでしょうか
  97. 音楽文化についてのゼミだとおっしゃっていましたが、先生は地理学、社会学にも精通していらっしゃるようです。先生の中でそのつながりはあるのでしょうか。またそれはどのようなところでしょうか。
  98. ポピュラー音楽と地理学ないし、社会学に興味のある人を歓迎しているとのことでしたが、この2つの専門的な知識を学んできた先生はこの2つの学問に共通する点など思い当たりますか?。もしあるならば、教えていただきたいです。
  99. 音楽と地理学、社会学が繋がっているのならどうつながっているのか
      ポピュラー音楽は、20世紀以降の現代社会が生み出した文化現象ですが、あらゆる文化現象は、社会経済的な基盤というか、土台の上に成り立っていますし、音楽はメディアによって地理的障壁を超える現象でありながら、特定のスタイルが特定の地域の特性と深く結びついていることはよくあります。私の中では、二つの分野を無理やり結びつけることはしていませんが、両者は緩やかにつながっていると考えています。学生への指導の局面でも、そのような前提で臨んでいます。
  100. 地理学、社会学とポピュラー音楽の研究は分けて行っていらっしゃるのでしょうか、それとも、それぞれ結び付けて研究しますか?
      また、複数の分野に関わっている中では、複数の分野が自然に結びつくような論文が生まれることもありますし、もっぱら特定の一分野にとどまる論文も書いています。無理やり結びつけるということはしていません。
  101. 地域文化論についてですが、いちばん身近な地域文化の具体例として、どのようなものが挙げられますか?
      地域の独自の習慣、祭礼、言語、組織(メディアなど)などを挙げられるでしょう。
  102. 先生のホームページを実際に見てみて今持たれてる授業一覧を見た際に地域文化論という授業がありました。私はこの授業の概要を見てコミュニケーションの仕方は場所や国によってどのような違いがあるのかが疑問に思いました。また、地域によるコミュニケーションの違いがどのような影響を及ぼしているのか気になりました。
      ぜひ具体的な事例に基づいて、研究してみてください。
  103. 担当科目に地域文化論がありますが地域文化が取り入れた海外文化にはどのようなものがありますか。また地域文化を保護するのとはなぜ重要なのでしょうか。
      わかりやすい例でいえば、日本の様々な地域で取り組まれているサンバ・カーニバルなどの取り組みが挙げられると思います。地域文化の中には、何らかの形で保護しなければ失われてしまうものも多くあります。もちろんそのまま歴史の闇に消えていく地域文化も多い訳ですが、誰かが保護を主張し、それが広く地域社会に受け入れられる地域文化は、地域のアイデンティティに直結する象徴的存在として重要視されることが多くあります。
  104. 地域文化を後世に語り継いで伝統化させていくにはどのような方法がありますか。
      一般的には、担い手の再生産に組織的に取り組むことが必要になります。子どもなど、次世代の育成が鍵となってくる取り組みです。
  105. なぜバレンタインチョコについてを研究しようと思ったんですか?
  106. バレンタインチョコについての研究をしようと思ったきっかけはなんですか?
      起源について諸説があり、疑わしい言説も流布していたのに、誰も真剣に取り上げていなかったからです。

    ポピュラー音楽に関する質問

  107. ポピュラー音楽について詳しく知りたいです。
  108. ポピュラー音楽学について詳しく知りたいです。
  109. ポピュラー音楽学について詳しく知りたいと思いました。
      頑張って勉強してください。
  110. ポピュラー音楽の学術的な研究とは具体的にどのようなことを学ぶのでしょうか。
  111. ポピュラー音楽の学術的な研究とは具体的に何をするのですか。私自身音楽に関心はありますが、学問としての音楽はどのようなものが知りたいです。
      ポピュラー音楽を社会的な広がりをもった文化現象として捉え、それに関して社会学を中心に様々な角度かあら検討を加える営為がポピュラー音楽研究です。具体的な内容は、多岐にわたります。
  112. 先生は音楽で何を専門にしているのか
      音楽に関して専門としているのはポピュラー音楽、特に日本におけるフォークソングの受容の歴史です。
  113. Wikipediaに載っていた「ポピュラー音楽」の研究ですが何故この「ポピュラー音楽」を研究しようと思ったのですか
  114. ポピュラー音楽の学術的な研究を行っているそうですが、なぜポピュラー音楽に着目したのでしょうか。
      もちろん最初のきっかけは、ポピュラー音楽を好んで聴いていたからでした。
  115. ポピュラー音楽と研究してらっしゃるとのことですが、変わっていると自負する先生が特に惹かれたポイントはどこですか。
      少なくとも私がこの分野に関わり始めた今から40年ほど前には、真剣にポピュラー音楽について論じる人はまだまだ少なかったので、取り組むこと自体が変わり者のやることでした。
  116. ゼミに向いている人の中に、「ポピュラー音楽の学術的な研究に関心がある人」とありましたが、ポピュラー音楽とは具体的にどのような音楽のことを指すのですか? 良ければ教えてください。
  117. ゼミの中で扱われるポピュラー音楽とはどんなものですか?
  118. ポピュラー音楽とは具体的にどのようなことを学ぶのでしょうか。
  119. ポピュラー音楽とは具体的にどんな音楽の研究をしますか。
  120. ポピュラー音楽について研究していると話していましたが、そもそもポピュラー音楽とはどのようなものなのか、またどのようなことに関して研究をしているのか詳しく教えていただきたいです
  121. ポピュラー音楽の学術的な研究に関心がある人におすすめとありましたが、ポピュラー音楽の学術的な研究とはどのようなものですか。
  122. ポピュラー音楽の研究とはどのようなことをするのですか
  123. 具体的にポピュラー音楽とはどのようなものですか?
  124. 講義内でお話されていたポピュラー音楽と言う分類分けについてですが、どのような基準を持ってポピュラー音楽となるのでしょうか?
  125. 山田ゼミでの「ポピュラー音楽」はどのような事を学んでいくのか知りたいです。
  126. ポピュラー音楽とはどのようなものをさすのですか?
      詳しいことは、テキストとして取り上げる文献(東谷・編、2003)の第1章で言及しています。とりあえず、20世紀以降に新たに成立した、商業主義的背景をもった音楽の総称がポピュラー音楽だと考えてみてください。それを対象に、様々な学問分野の知見や理論を動員しながら、検討を重ね、課題を解明していくのが学術的研究ということです。そこでは、単なる思いつきや感想を文章にするのではなく、具体的な事実に基づく論述の積み重ねが求められます。
  127. ポピュラー音楽と結びつきやすい学問分野はなんですか。
      音楽学、社会学、文学、人類学など、多数あります。
  128. ポピュラー音楽の研究をしているとおっしゃっていましたが、専攻しているジャンル、内容はありますか。
  129. ポピュラー音楽を研究領域としていると仰っていましたが、具体的にはどのようなことを研究なさっているのでしょうか。
      音楽関係の展示施設について、また、日本のフォークソングについては、それぞれ数本の論文を書いています。
  130. ポピュラー音楽論とはどのようなジャンルの音楽について扱っているのか教えて頂きたいです。
  131. ポピュラー音楽についてのテーマがあるということですが、主にどの地方、どのジャンルを中心にやっていくのですか?
      ポピュラー音楽の中で特に何かに集中しているわけではありません。また、受講者の希望があれば、それを尊重するようにしています。
  132. おすすめする人の例で、「ポピュラー音楽の学術的研究に興味がある人」と話されていましたが、ラップやEDMなどの音楽もポピュラー音楽の定義に当てはまるのでしょうか。
      ラップやEDMなどの音楽もポピュラー音楽の定義に当てはまると思います。
  133. ポピュラー音楽の学術的な研究に関心がある人が向いていると合ったのですが、ゼミでは、音楽学を学ぶのですか。最近の流行りの音楽などを学ぶのですか。ゼミの論文では、椎名林檎さんについて書かれている人がいて、私も好きな歌手について論文を書いてみたいと思ったので興味があります。
      狭義の音楽学を学ぶわけではありません。そういう方面に関心の重点がある人も歓迎しますが、共通して読むテキストの内容は社会学的なものにしています、
  134. ポピュラー音楽に当てはまらない音楽はどのようなものですか。
      19世紀以前に様式が確立し、それを支える社会制度が整備された音楽や、20世紀以降に生まれた音楽でも商業的成功(「売れる」こと)を目的としないで制作された音楽は、ポピュラー音楽とは言い難いです。
  135. ポピュラー音楽ではない音楽のみを学ぶ場合はマイナー音楽という分け方になるのでしょうか?か。
      「マイナー音楽」という用語は、術語としては使わないように思います。
  136. 将来、私はメディアで様々な分野を多様な形で人々に提供できるようになりたいと思っています。私自身、音楽を聴くのが好きで音楽にも興味があります。このように幅広い分野を学ぶ上でその1つとしてポピュラー音楽の学術的な研究を行うことは可能でしょうか。
      十分可能でしょう。メディアの中におけるポピュラー音楽の機能などについて、自主的に課題を見つけて取り組んでみてはいかがでしょうか。
  137. ポピュラー音楽について、先生はボーカロイドなどについてどのようなお考えをお持ちですか?
      ボーカロイドについては、ゼミ生でゼミ論を書いた人がいて、こちらもいろいろ勉強しました。自分でも面白いと思うボカロ曲もありますが、自分では歌えない人にも、手軽に楽曲を手掛けさせるツールとして面白いものだと思っています。
  138. ポピュラー音楽の学術的な研究というのは、流行りの現代音楽の傾向や、どのような音楽が人々にウケやすいかというようなものも取り扱っていますか?
      そういう切り口もあると思います。
  139. ポピュラー音楽の学術的な分析とは何をするのか知りたいです。歌詞やメロディーに注目するのか、それとも曲が出た年代などから傾向などを分析するのか気になりました。
      いずれのアプローチもあり得ると思います。
  140. 私自身、国ごとの音楽の曲調の違いなどに興味があるのですが、こう言った内容も研究領域に入りますか。
      もちろん入ります。
  141. ポピュラー音楽についての研究をされているそうですが、昔の音楽が現在まで受け継がれてきた琉はなんだと思いますか
      一口に「昔の音楽」といってもケース・バイ・ケースで、音楽のスタイルによって答えは異なってくるように思います。
  142. ポピュラー音楽の形態は時代ごとで違うと思いますが、ファッションのように時代を一周してまた同じような音楽の形態になるのでしょうか。
      そういう側面もあると思いますが、ポピュラー音楽に関する限り、技術革新が反映されて、どんどんまったく新しい形態の音楽が生まれてくるという面も重要です。
  143. ポピュラー音楽を学ぶとおっしゃていましたが今までで音楽に携わったことがないとこの授業を受けることは難しいでしょうか?
      そんなことはないと思います。
  144. ゼミに向いている人ということで、ポピュラー音楽の学術的な研究に関心がある人を挙げていましたが、何か楽器経験があった方がよいでしょうか。
      無くても大丈夫ですが、あるに越したことはありません。
  145. ポピュラー音楽とクラッシックは違うものと認識しているのですが、クラッシックについて研究してみたいと思った人がゼミに入るとなにか不利なことがあったりするのでしょうか。
      不利なことはないと思います。クラシック音楽への関心であれ、何であれ、少しでも音楽に関心があれば、有利なことはいろいろありそうです。
  146. ポピュラー音楽はどの層に一番人気でしょうか
      広く大衆に支持されるのが、ポピュラー音楽の一つの側面です。特定の階層に訴求するのではなく、不特定の大衆に訴求するものだと思います。
  147. 現在のポピュラー音楽で昔の曲との一番の違いはなんですか。
      「昔の曲」というのがいつ頃のどんな楽曲をイメージしているのか判らないと、お答えしようのない質問です。
  148. ポピュラー音楽には様々なジャンルがありますが1番大衆に人気なジャンルを知りたいです。
      「人気」の物差しをどうするか、判断が難しいですね。
  149. 心理と関係してる音楽について学んでみたいですが今からできることはありますか?
      普段から、CiNiiの検索などで、心理学系の音楽論文を探したり、国立音楽大学附属図書館へ出かけて関連する図書を探したり、いろいろできることはあると思います。
  150. 私は音楽活動を高校生時代にしていたのですが、例えば高校生がポピュラー音楽を大成させることはかのうなのでしょうか?
      高校生の段階で音楽活動で「大成」するというのは、天才的な人では十分にあり得ると思います。ただし、そういう人は、生き延びて、より大きな境地に達するように思います。宇多田ヒカルとかの例を考えてみてください。
  151. 山田先生にとって現段階での、ポピュラー音楽の社会的意義とは何だとお考えですか?
      タワーレコードの標語に「NO MUSIC, NO LIFE」とあるように、あるいは、夏目漱石の『草枕』の冒頭で「あらゆる芸術の士は人の世を長閑にし、人の心を豊かにするが故に尊たっとい」とあるように、音楽は人間が人間らしく生きていく上で重要な役割を果たしているものです。とりわけポピュラー音楽は社会的な広がりの中で、人々の負の情念を浄化し、社会を安定化させる上で大きな役割を果たしていると私は考えています。
  152. いまいち推しの音楽は?
      正直、最近の最新の音楽はあまり聴いていませんし、積極的に推したいものは特にありません。若い諸君に聞いてほしい、薦めたい音楽としては、1960年代のアメリカ合衆国や日本のフォークソングがあります。
  153. 私は、会いたいと思う推し(ジャニーズ)と音楽として好きな推し(RADWIMPSやMrs.Green Apple)がいます。なぜ、私は邦ロックが好きになったのか、邦ロックにはどんな魅力があるのか、または他の音楽ジャンルにはどんな魅力があるのかを知ることができるというのはとても興味深いと考えた。先生は、どんな音楽ジャンルをよくお聞きになられますか?
      自分が若かった頃に聞いていた音楽は、今もよく聴いています。具体的には、日本のフォークソング、イギリスのハードロック、プログレッシブロック、テクノポップなどです。

    地理学に関する質問

  154. 私は地理学について興味を持っています。その中でも人文地理学がとくに興味のある分野で、先生のゼミでは地理学について本格的に学びたいと思っている人を受け入れると書いてありました。人文地理学について深く学ぶことはできますか。
      個別指導が必要になると思いますが、学べる機会は十分に提供できると思います。
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  155. 地理学においてこれからの都市開発はどのように進んで行くと思いますか。また、それは私たちに何をもたらすのですか。
      大都市、中核都市の高層化、機能集中が進み、地方の都市周辺部などは人口や経済活動という意味では衰退していくことが予想されます。それを社会にとってより良い形に収められるかどうかは皆さんの世代にかかっていると思います。
  156. 地理学では何を学ぶのか
      人文地理学、特に、文化地理学、社会地理学などに関心がある方には向いていると思います。
  157. 地理学に興味があるのですが、一般教養の履修で地理学系を選択しませんでした。その場合、2年次に履修を推奨していますか?
      履修上、無理がなければそうした方が良いでしょう。

    社会学に関する質問

  158. メディア社会学科に所属しているのですが山田先生のゼミで研究できる大衆文化とはどのような結びつきがあるのでしょうか?
      大衆文化(マス・カルチャー)は、特に20世紀以降においては、マス・メディアによって伝達され、普及が進められるメディア文化であり、メディア社会学科で研究されるテーマのど真ん中にある課題だと思います。
  159. 社会学に興味のある人は山田ゼミに向いているとおっしゃっていましたが、具体的に社会学のどのようなものについて扱っていますか?
  160. 社会学では何を学ぶのか
      特に、メディア論や都市社会学に関心がある方には向いていると思います。
  161. 中学、高校を通して社会について勉強はしてきましたが、やはりどうしてもわからなく、受験科目でも数学を選択するほどです。 先生から見て、社会学のおもしろさとは何でしょうか?
      現に自分が生きている社会について、いろいろな気づきがあるところ、様々な問題を、自分ごととして考える契機を与えてくれるところ、などだと思います。

    研究室サイトに関する質問

  162. なぜ、研究室サイトを作ろうと思ったのですか?
  163. サイトを作ろうと思ったきっかけはなんですか。
  164. ウェブサイトを制作する際の動機や目的について、山田氏がウェブサイトを制作するに至った背景や、その目的は何か、特定の情報の提供、コミュニケーションの促進、または他の何かが主な目的だったのか気になります。
  165. なぜインターネットでの活動をしようと思ったのですか?
      1995年の時点で研究室サイトを作ったのは、当時はそれが有効な表現手段になると考えたからです。その後、ブログやSNSが登場してきましたが、乗り換えそびれてしまい、今頃になってFacebookをやっているということになります。サイトを作った目的は、質問にもある言葉で言えば「コミュニケーションの促進」が一番近いと思います。
  166. Webサイトを運営というのはどのようなことをするのですか?
      研究室に独自のサーバがあり、時々その内容を更新して拡充しているということです。もちろん、更新が間に合っていない、廃墟と化しているページも多々あります。
  167. Webサイトを作ろうと思ったきっかけと作ったことでメリットはありましたか?
      作ったのは、自前の情報メディアを持てるからでした。特にインターネットの初期段階では、全く知らない人からサイトの内容を見ていろいろ問い合わせを受けるといった経験もしました。
  168. webサイトの運営をしているのに対してサイトを作るのに掛かった時間はどのくらいですか。
      考えたこともありませんが、膨大なものだとおもいます。
  169. 先生のサイトは今後新たに更新されることはありますか?
      忘れたころに少しずつ更新されるでしょう。
  170. 独自のwebサイトを運営していると仰っていましたが、山田先生のwebサイトでは検索エンジンなどは搭載されていますか
      独自の検索エンジンを搭載してはいません。
  171. 私が将来webサイトを運営するとして自分で運営を行うにはどのような点に気をつけるべきですか?
      考現代においては、独自サーバにこだわる必要はないかと思います。ウェブサイトを運営する上で避けて通れないのはセキュリティの問題です。自分で技術的なことが分からなくても、誰か信頼できる技術に通じた人の協力を確保することは必須であると思います。

    「変わり者」に関する質問

    山田自身に関する質問

  172. 山田先生は自身を「かなりの変わり者」とおっしゃっていましたが、周りと比べてみていわゆるどんなところが変わっているとお思いでしょうか?抽象的でもいいので教えてもらえると嬉しいです。また、周囲にうまく馴染めないで苦労したエピソードなどあれば知りたいです。自分自身、協調性にかけており集団でいることにストレスを抱えるタイプなので何か共感できることがあったらと思い聞いてみました。
  173. どんなところから自分が変わり者だと思ったのですか。
  174. 自分を変な人と自覚したのはいつですか。
  175. 先生はゼミで悩んでいる人は自分が変わり者であると思う人はおすすめですとおっしゃっていましたが自分が他人から見て変わり者であるのかが判断できません。先生は自分が変わり者であるということをどのように自覚したのか、またどう捉えたのかを教えていただきたいです。
  176. 変わり者だとおっしゃっていたが、どこが変わり者だと感じるのだろうか
      若い頃から「変わってるね」とよく言われましたし、確かに暗黙のうちに約束事になっているような社会的規範などに対する感覚が、多数の人々とは異なっているように自分でも思っていました。幸い、無闇に多数派に反発するような事にはならず、変わり者でいることが許容されるような進路を選べた(「変わり者」であることがあまり問題とされない研究者の道に進めた)ので、厳しいストレスを抱えるということはあまりなかったように記憶しています。その分、自分が意識しないところで、周りには迷惑をかけてきたのかもしれません。
  177. 山田先生が変わり者であるという具体的なエピソードを教えてください。不思議なオーラを纏っていて惹かれる人も多いと思います。
  178. 自分自身が変わり者だと感じたエピソードは何ですか。
  179. 先生は変わり者だとおっしゃっていましたが、変人だと自覚するエピソードはありますか。
      私は結構な頻度で、警官に職務質問されています。ならせば数年に数回、つまり、毎年そういうことがあるわけでもないのですが、年によっては複数回そういうことがある年もあり、今年はまだ半年も経っていないのに2回も職務質問されました。よほど不審者に見えるらしいです。
  180. 私は自分で「変わっているな」と感じる場面が多いのですが、山田先生はどんな時に自分が変わっていると感じますか?
      例えば、比較的混んだ電車の中で、自分の両隣だけ人が座ろうとしない時、とかです。

    ゼミ生に関する質問

  181. 今のゼミ生も変わり者が多いですか?
  182. ゼミにはどんな変わり者がいますか?
  183. ゼミに来ている人で変わっている人が大半ですか?
  184. やっぱりゼミ生に変わってる人は多いですか。
  185. 自分もゼミ選考に落ちたら入りたいと今回の講義で思ったのですが、ゼミ生でも似たように変わった生徒はたくさんいますか?
      ゼミ生に「変わり者」が「多い」とは思いませんが、それぞれちょっと変わったところはもっているようにも思います。
  186. これまで先生のゼミにいた生徒の中で先生を超えるクセをもった人はいましたか?
  187. 今までで1番変人だった人はどういう人ですか。
  188. 先生の中で1番変わりものだと思う生徒を教えてください
      記憶に残っている本当にクセの強かった、一番の「変わり者」のゼミ生は、何度もオフィスアワーにやってきて熱心にいろんなことを訊くのでこちらも手を抜かずに応じていたら、翌年からゼミ生になってくれ、ゼミにも熱心に来ていた学生でした。しかし、実はほとんど、単位が取れておらず、結局は中退してしまいました。話はよくするし、地頭は良い感じで、ボードゲームに長けていました。しかし、発言のタイミングや内容が少なからずエキセントリックで、周りの学生たちは少し距離を置いていました。
  189. 私は、自分のことを変人だとは感じていません。そんな私でもゼミに参加できますか?
  190. 私はコミニュケーションについての関心があるのですが山田ゼミには向いている人には書かれていなくそのような場合でも入れますか?
  191. 自分が変だと思う人は、ゼミに来ても良いということでしたが、特に変ではなくなんの変哲もない普通の人でも、ゼミに入ることは可能ですか。
      もちろん大丈夫です。
  192. わたしは変わってると人から言われることもありますが、ゼミに入ったらもっと変わり者になれますか??
      それは、あなた次第ということでしょう。

    一般的な質問

  193. 変わり者である人が山田ゼミに向いていると話していました。しかし、私は自分が変わり者であるか分かりません。先生は変わり者とは、どのような人のことを指しているのだと思いますか。
      自分では自覚がなくても、他者から「変わり者」扱いされる人は、社会の多数派から見て少数派の変わり者なのだと思います。
  194. 私は小さいころから音楽をやっていて自分も変わっているほうだと思うのですが、山田先生の中での「変わり者」の基準はどのあたりですか。
  195. 変わり者の基準について知りたいです。
  196. 変わり者の判断基準は何だと思いますか。また、自分が仮に変人だとしてその自分を受け入れるための工夫などはありますか。
      多数派と異なる行動習慣をもっていて、それを曲げない人、といった感じでしょうか。それを受け入れ、前向きに生きるためには、工夫というか、自分としっかり向き合って、自分の人生を生きる覚悟のようなものをもつことが大切かと思います。
  197. なぜ変わり者だと思う人にオススメしているのか
      変わり者は、付き合ってみて面白い人が多いからだと思います。
  198. 自分もよく変人と言われています、でも、僕とは違い、先生は変人をプラスに受け止めている気がしました。変人ならではの長所はなんですか?
      周りから変人と認めてもらえれば、自分の本性に対して素直でいられる分、自由でいられます。子どものように「王様は裸だ」と言う自由ももてるところは長所だと思います。

    SNSに関する質問

    ウィキペディアに関する質問

  199. ウィキペディアにのったことで生活で変わったことはありますか。
      ウィキペディアについては、自覚している変化はないと思います。
  200. FacebookやWikipedia、ホームページまでプライバシーがないことにとても驚きました。Wikipediaは色々な人が書き換えることができる媒体で、個人的にはあまり参考文献などには向いてないものと考えていたのですが、なぜ活用してもいいのですか。
  201. Wikipediaには信頼性がないと良く聞きます。それは本当ですか?
  202. Wikipediaは自由に記載内容が変更できますが、信ぴょう性はどのようにお考えですか?
  203. wikipediaを利用していると仰っていましたが、私は調べものでWikipediaを使い情報が間違っていたために失敗をしたことがあります。そこからあまりWikipediaは信頼できていないのですが、情報を書く側としての山田先生はWikipediaの正確さについてどう思いますか。
  204. ウィキペディアを扱う側としてどのようなことに気を付けるべきか。
  205. ウィキペディアを使用するとおっしゃっていましたが、どのように利用するのですか?
  206. Wikipediaのデメリットはあると思いますか。
  207. 私たちは日々Wikipediaを利用していますが、あまり信用しすぎないほうがいいという意見も時折散見されます。先生はWikipediaで記事を執筆されており、授業にも活用されているとのことでしたが、記事の内容はどのくらい信用し利用してもいいものなのでしょうか。
  208. 私は今までWikipediaの正確性・信憑性は高くないから信用しないほうがいいと言われる環境にいました。先生はWikipediaの利用であり授業でも使うとおっしゃっていましたが、Wikipediaを参考資料とするときに必ずするべきことは何かありますか
  209. 授業でWikipediaを活用されているとのことでしたが、実際どのように授業で活用されていますか。私は個人的にWikipediaは学習には向いていないと思っているので先生の考え方が気になりました。
      ウィキペディアを活用すべき局面、そうではない局面については、ネット上で公開している「レポートにおける Wikipedia の利用について」というページを見てください。演習などを含め、様々な授業でウィキペディアを利用していますし、授業で利用できるように必要な編集も事前に施しています。
  210. ゼミ活動でウィキペディアを使うとの事でしたが、どんな場面で使うのかきになりました。
      いろいろな局面で活用していますが、例えば、テキストの輪読やプレゼンの過程で、難しい概念の説明を求めたりする際に、利用することがあります。
  211. なぜ、ウィキペディアの編集をしようと思ったのですか。
      大学院生だった頃、平凡社の百科事典の仕事を垣間見るアルバイトをしたことがあり、百科事典には興味があったのですが、ウィぺディアの存在を知り、そのコンセプトに共鳴したので、編集を手がけるようになりました。
  212. wikipediaの3%は山田先生が書かれていると説明されていましたが、どのようにしてそのように知識を広げられたのか、努力したことなどあれば、お聞きしたいです。
      「3%」ではなく「3パーミル」つまり、「千分の3」です。ウィキペディアで記事を書くのに必要な知識は、検索によって得られます。しかし、単なるまとめサイトではなく事典らしい記事を書くためには、大学で学んだり、読書を通じて得た基礎知識が大切だと思います。
  213. Wikipediaを書いていると聞きましたが何か専門的なものを担当して書いているのですか?
      そうとは限りません。初版を作成した記事の一覧は「利用者 山田晴通」のページで公開しています。
  214. ウィキペディアの記事を書いていたとお話ししていましたが、主にどのような記事を書かれていたのでしょうか。
  215. 先生が主に作ったウィキペディアを知りたいです。
      初版を作成した記事の一覧は「利用者 山田晴通」のページで公開しています。
  216. ウェブサイトを運営されていたり、ウィキペディアの日本語版の作成にも関わっていらっしゃいますが、それらは先生の研究分野であるポピュラー音楽と何か関係している部分があるのでしょうか。
      研究分野と密接に関連している記事もあれば、全く関係のない記事も手掛けています。
  217. Wikipediaで載っていない情報はなんですか?
      何の記事についての質問か分からないので、お答えのしようがありません。
  218. 今までウェキペディアを書くとき、一番書きにくかった(難しかった)人物は誰ですか?
      人物記事については、あまり苦労した記憶はないのですが、強いてあげれば「ダニエル・インボデン」のように、まとまった評伝がなく、なおかつあちこちに関係する記述が散在しているようなケースでしょうか。
  219. ウィキペディアライターになるまでに至っては、何か試験などはあったのでしょうか。
      ウィキペディアの編集は誰でも、すぐにでもできます。試験などはありません。
  220. Wikipedia管理してたってどういうことですか?
      記事を削除したり、一部分を見えなくする、といった作業が必要な場合に、他の利用者たちの合意が成立したことを受けて、実際に操作をするのが管理者の役割でした。ウィキペディア日本語版にある「管理者 (ウィキペディア)」という記事も見てください。
  221. ウィキペディアにのっている気持ちはどうでしょうか。また、事実と異なる情報がのっていた時どのように感じましたでしょうか。
  222. ウィキペディアに間違った情報が載っていた時、どのような気持ちで書き換えたりしていますか。また、間違った情報に怒ったりはしないんですか。
      最初に自分の記事を見たときは、不思議な感じもしました。しかし、大学の教員というのは、いわゆる有名人ではなくとも、半ば公人としての側面がありますから、大した研究者でなくても情報公開される面は多いのだと思います。事実と異なる記述があった場合は、その都度、ノートページなどで問題点を指摘していますし、しかるべく対処されてきたので、特に何か感情をもっているということはありません。間違いの訂正などは淡々とやっています。いちいち怒ったりするほどやわではありません。
  223. 私はWikipediaをよく閲覧するのですが、Wikipediaの在り方、すなわち立ち位置についてどう考えますか?

    Facebookに関する質問

  224. なぜFacebookを始めようと思ったのですか?先
  225. 生は毎日欠かさずにFacebookの投稿を行っているとおっしゃっていましたが、始めようと考えたきっかけは何ですか。
      もともとFacebookは長いこと開店休業状態だったのですが、ある知人が日記をあげているのを見て、自分もやってみようと思い立ったのがきっかけです。ただし、そう思ったときには学部長職にいたので、迂闊なことは書けないと思い、退任が近づくのを待って日記を始めました。
  226. どのような経緯で自分のご飯をFacebookにあげているのですか。
  227. 一日に食べたものをネット上にアップしていると仰っていましたが、何故それを始めようと思いましたか?
      Facebookについては、特段の理由も経緯もありません。

    SNS全般に関する質問

  228. 山田先生はなぜ自分の身の回りのものをSNSあげているのですか。
      雑談などで他人に喋って差し支えない内容は、いちいち何度も同じ話をするのが面倒なのでFacebookに上げるようになりました。本当のプライバシーは、いっさいネット上にはありません。
  229. SNSに自分の食べたものなどをあげることにどんな反響がありどんな有益なものがあるのですか
      とりあえず、特に良いことがあるわけでもありません。しかし、親しい人やさほどでもない人が、私の生活を少しのぞいた気になって息抜きにしてくれるなら、誰かの役には立っているのかもしれません。
  230. 先生のような高齢者がSNSを使い、頻繁に投稿を更新するという行為をすることはなかなか珍しくて、驚きました。私のような若者でさえ、SNSを利用していても投稿や他人の投稿に「イイね」をつけることはSNS事件に発展しそうなので滅多にしません。先生は娯楽としてSNSを利用しているのですか?もしそうでなかったら、SNSを利用している真の目的を教えて下さい。
      「娯楽」といえばそうなのかもしれませんね。例えば、Facebookの場合、本来の趣旨である同窓会的な人のつながりの維持というか、可視化が、大きな動機です。
  231. SNSを利用していて、どのようなメリットが生まれましたか?
      「SNSの今後の危険性」というのが、いまひとつ意味不明です。別の機会に質問し直してください。
  232. 音楽業界にも深く関係があるようにSNSの今後の危険性についてお聞きしたいです。
      メリットとしては、久しく会っていない古い知人とコンタクトできるようになることがあります。

    その他

    その他、山田自身に関する質問

  233. 先生は自分で頭が固い年寄りとおっしゃっていましたが、生徒との会話で新しく興味を持った話はありますか?
      学生との会話から学ぶことはいろいろあり、若手のアーティストの話などもそうですが、興味をもってのめりこんでいくといったことはあまりありません。
  234. マイクを使わないで話すことも変人だからでしょうか?耳が悪いのでうまく聞き取れなかったです。
      できれば事前にアピールした上で、前の方に座ってください。
  235. 先生自身が今1番興味をお持ちなことはなんですか?(他の先生方はお話ししていらしたので、山田先生のお話も聞いてみたいです)
      研究テーマではなく、個人的に今一番興味があるのは、Facebookを通したコミュニケーションかと思います。
  236. 自分はヴィンテージの服が大好きなので、Tシャツの投稿興味がすごくわきました。ぜひもっと話聞きたいです。
      話をしに来てください。
  237. どのような経緯で東大から東経大へ来たのか
      東大の院生をやめた後、9年間は松商学園短期大学(現在の松本大学松商短期大学部)という地方短大の教員をしていました。その頃、新しく作られる東経大のコミュニケーション学部に呼ばれて移ってきました。幸運な転職であったと今でも思っています。
  238. 東京大学で先生が難しいと思った学問は何ですか?
      いろいろありますが、やはり数学には苦労しました。
  239. facebookをやっていないので質問です。今日のご飯はなんですか?
      「今日」がいつか特定してもらわないと答えようがないです。

    その他、山田以外に関する質問

  240. ホームページの作り方を知りたい。
      ウェブサイトの構築については、情報システム課のヘルプデスクや学習センターに相談してください。
  241. TikTokでは、前に流行した曲が再ブームを起こすことがあります。やはり、流行は回り続けるのでしょうか?
      流行は、それにどっぷりつかった若い消費者が、やがて流行を仕掛ける側に回り、リバイバルするといった側面があります。


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山田個人に関する質問については、山田への「よくある質問」(FAQ)山田への「実際にあった質問」(RAQ)もご覧ください。
東京経済大学に関する質問については、 東京経済大学についての「よくある質問」(FAQ)をご覧ください。

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