2006年度 国立音楽大学「ポピュラー音楽研究」
(担当:山田晴通)



 授業終了後、すぐにデータを掲出できない場合がございます。悪しからずご了承ください。
 日付は、授業の行われた日です。データの掲出は、遅くなることがあります。

ポピュラー音楽研究E ポピュラー音楽研究F
導入(音源紹介なし)(04/18)<1>(09/12)終戦直後
初期録音(音源紹介なし)(04/25)<2>(09/19)[休講]
川上一座のパリ録音=1900/ガイズバーグ録音=1903[補講1回分](05/02)<補講>
明治時代末の洋楽導入:君が代、軍楽、滝廉太郎(05/09)<3>(09/26)笠置シヅ子と初期の美空ひばり
大正時代:演歌、松井須磨子、三浦環(05/16)<4>(10/03)占領から高度経済成長へ:洋楽の影響と上京者の歌
浅草オペラ(05/23)<5>(10/10)労働歌の伝統 と うたごえ運動
大正と昭和の対比:神長瞭月/二村定一(05/30)<6>(10/17)高度経済成長期:「テレビの青春」とポップス
昭和初期の音楽学校出身歌手(06/06)<7>(10/24)GS=グループ・サウンズ
昭和初期の芸妓歌手(06/13)<8>(10/31)[休講]
昭和初期の大学出身歌手と二世歌手(06/20)<9>(11/14)フォーク・ソング
[休講](06/27)<10>(11/21)ロックの定着
日中戦争の「時局」(07/04)<11>(11/28)「演歌」の形成
戦前・戦中の淡谷のり子と灰田勝彦 (07/11)<12>(12/05)歌謡曲の到達点
戦中末期における各社の録音 [補講1回分](07/15)<補講>(12/12)[補講2回分]globe の歌詞世界


ポピュラー音楽研究:2006年12月12日
 補講では、山田(1999)をテキストとして用い、講読をしました。音源は、文中で言及のある曲を、『globe / CRUISE RECORD 1995-2000』(avex globe:1999.09.22.)を用いて適宜紹介しました。

ポピュラー音楽研究:2006年12月5日
 最終回となる今回は、1970年代以降の事例を取り上げ、歌謡曲と捉えられる音楽の典型と到達点について解説しました。ごく一部しかかけていない曲も含めて全曲を表示します。

ポピュラー音楽研究:2006年11月28日
 今回は、演歌系の歌謡曲を取り上げました。演歌は古い伝統的なスタイルと思い込まれがちですが、現在の意味の「演歌」が確立されたのは1960年代末のことでした。
 有名曲が多く、音源も様々な形で入手できると判断されるものでは、出典を省略しているものがあります。

ポピュラー音楽研究:2006年11月21日
 今回は、1970年代以降のロック系の音楽を取り上げました。音源が様々な形で入手できると判断されるものもありますが、授業で使用したものを表示しています。

ポピュラー音楽研究:2006年11月14日
 今回は、1970年前後のフォークソングを取り上げました。有名曲が多く、音源も様々な形で入手できると判断されるものでは、出典を省略しているものがあります。

ポピュラー音楽研究:2006年10月24日
 今回は、GS(グループ・サウンズ)を取り上げました。一部、授業で実際にかけた曲順と違うところがあります。
 緑字の名前は、グループのメンバーが作詞・作曲をしている例です。
ポピュラー音楽研究:2006年10月17日
 今回は、高度経済成長期にあたる昭和30年代なかばの流行歌をいろいろ紹介しました。
 以下、特に別の音源を表示しているもの以外は、『日本の流行歌史大系』(ダイセル化学工業:1990)を使用しました。こちらは国立音楽大学附属図書館に所蔵されています。中村八大作曲の作品については、国立音楽大学附属図書館に所蔵されている『中村八大作品集』(東芝EMI:1999)にも収録されています。
ポピュラー音楽研究:2003年10月10日
 今回は、授業の流れから少し離れて、労働歌や「うたごえ」運動の中で作られた歌などを紹介しました。授業の際に使用した音源(CD)ごとに使用したトラックを列挙します。(なお、ここで言う「労働歌」とは、労働運動との関わりで創作され、歌われた歌のことであり、農作業などの労働をしながら歌う民謡等のことではありません。)
 最後の2曲以外は、『音でつづる日本のうたごえ半世紀』[10枚組](音楽センター:1997.--.--.)を使用しました。このボックス・セットは国立音楽大学図書館に所蔵されています。なお、このボックス・セットについての山田の見解は、こちらをご覧ください


ポピュラー音楽研究:2006年10月3日
 今回は、占領期から高度経済成長期へと移りつつあった時代、そして、SP盤時代の最後にあたる昭和30年前後の流行歌をいろいろ紹介しました。美空ひばりの曲、様々な洋楽の影響を受けた曲、戦後復興期から高度経済成長期への以降の時期を象徴するヒット曲の代表例を駆け足で紹介しました。
 今回も、コロムビア関係の音源はすべて『オリジナル盤による昭和の流行歌』(日本コロムビア:1998.12.10.)を使用しました。  それ以外は、『日本の流行歌史大系』(ダイセル化学工業:1990)を使用しました。こちらは国立音楽大学附属図書館に所蔵されています。

ポピュラー音楽研究:2006年9月26日
 今回は、戦後の時期を象徴する大ブームとなった笠置シヅ子のブギと、初期の美空ひばりの歌を紹介しました。授業の際に使用した音源(CD)ごとに使用したトラックを列挙します。
 藤山一郎「銀座セレナーデ」は、『オリジナル盤による昭和の流行歌』を使用しました。
 笠置シヅ子はすべて『ブギの女王 笠置シヅ子全曲集』(日本コロムビア:1992.10.21.)を使用しました。(ちなみに、同じような『全曲集』というタイトルの3枚組のセットも存在します。)
 美空ひばりの曲は、1950年のロサンゼルスにおける私的録音(『川田晴久と美空ひばり』付録CD収録)を除き、すべて『美空ひばり 映画主題歌集 Vol.1』(日本コロムビア:1995.10.21.)を使用しましたが、今回取り上げた曲は、すべて『オリジナル盤による昭和の流行歌』にも収録されています。
 なお、『川田晴久と美空ひばり』は、国立音楽大学附属図書館に所蔵されています。

ポピュラー音楽研究:2006年9月12日
 後期では、戦後の歌を紹介していきます。今回は終戦直後の曲をいろいろ紹介しました。授業の際に使用した音源(CD)ごとに使用したトラックを列挙します。
 今回も、コロムビア関係の音源(「ワカラン・ソング」「リンゴの唄」「愛のスウィング」「朝はどこから」)はすべて『オリジナル盤による昭和の流行歌』(日本コロムビア:1998.12.10.)を使用しました。  それ以外(「さらば赤城よ」「東京の花売娘」)は、『日本の流行歌史大系』(ダイセル化学工業:1990)を使用しました。こちらは国立音楽大学附属図書館に所蔵されています。なお、「朝はどこから」は『日本の流行歌史大系』にも収録されています。


ポピュラー音楽研究:2006年7月15日
 補講では、戦時下の最も遅い時期にレコード化された歌をレコード会社別にいろいろと紹介しました。授業の際に使用した音源(CD)ごとに使用したトラックを列挙します。今回は、全曲かけずに途中までにした曲もあったので、曲数が多めになっています。
 コロムビア関係以外の音源は、国立音楽大学附属図書館に所蔵されている『日本の流行歌史大系』(ダイセル化学工業:1990)にも収録されています。今回も、コロムビア関係の音源はすべて『オリジナル盤による昭和の流行歌』(日本コロムビア:1998.12.10.)を使用しました。この音源は、国立音楽大学附属図書館に所蔵されていません。
ポピュラー音楽研究:2006年7月11日
 今回は、淡谷のり子と灰田勝彦に焦点を当てて、戦前〜戦時下の歌を紹介しました。授業の際に使用した音源(CD)ごとに使用したトラックを列挙します。今回は、全曲かけずに途中までにした曲もあったので、曲数が多めになっています。
 今回、淡谷のり子の音源はすべて『SP盤復刻による淡谷のり子名唱集』(日本コロムビア:1993)、灰田勝彦の音源は、別記されている「シューベルトの小夜曲」を除いて、『灰田勝彦大全集』(ビクター:1994)を使用しました。今回使用した音源は国立音楽大学附属図書館に所蔵されていません。ただし、未確認ですが、一部の音源はLP盤で所蔵されている可能性があります。詳しくは図書館で問い合わせてください。

ポピュラー音楽研究:2006年7月4日
 今回は、中国大陸での戦争状態が深刻化していく時代の歌をいろいろ紹介しました。授業の際に使用した音源(CD)ごとに使用したトラックを列挙します。
 ★の音源は、国立音楽大学附属図書館に所蔵されている『日本の流行歌史大系』(ダイセル化学工業:1990)にも収録されています。ただし、今回も、コロムビア関係の音源はすべて『オリジナル盤による昭和の流行歌』(日本コロムビア:1998.12.10.)を使用しました。この音源と、あきれたぼういずの音源は、国立音楽大学附属図書館に所蔵されていません。
日中戦争期の基礎知識  1931年 満州事変:「十五年戦争」(広義の「日中戦争」)の起点
1932年 国際連盟、リットン調査団派遣
1933年 塘沽協定(満州事変の停戦)/日本、国際連盟脱退
1936年 日本、ロンドン軍縮会議脱退/二・二六事件
1937年 盧溝橋事件:狭義の「日中戦争」の起点/南京陥落
1938年 国家総動員法
1940年 大政翼賛会
1941年 真珠湾攻撃:太平洋戦争の起点
     日本側は、対米英開戦後、1937年に遡って「大東亜戦争」と称した

ポピュラー音楽研究:2006年6月20日
 今回は、大学出身の歌手たちと二世歌手たちを取り上げ、その間に米人バートン・クレーンの曲を紹介しました。授業の際に使用した音源(CD)ごとに使用したトラックを列挙します。
 授業の際に使用した音源(CD)は、以下の通りです。★の音源は、国立音楽大学附属図書館に所蔵されている『日本の流行歌史大系』(ダイセル化学工業:1990)にも収録されています。また、榎本健一の曲も、使用したCDとは別の音源で所蔵されています。詳細は検索してみてください。

ポピュラー音楽研究:2006年6月13日
 今回は、前回取り上げた音楽学校出身の歌手たちと同時期、昭和初年に活躍した芸妓歌手の歌声を聞きました。授業の際に使用した音源(CD)ごとに使用したトラックを列挙します。
 授業の際に使用した音源(CD)は、以下の3点です。★の音源を収めた『日本の流行歌史大系』は国立音楽大学附属図書館に所蔵されています。

ポピュラー音楽研究:2006年6月6日
 今回は、昭和初期の音楽学校出身歌手に注目して、音源をいろいろ紹介しました。
 授業の際に使用した音源(CD)は以下の6点です。このうち、『中山晋平の流行歌』『日本洋楽史 〜声楽・女声篇〜』『日本の流行歌史大系』は国立音楽大学附属図書館に所蔵されています。

ポピュラー音楽研究:2006年5月30日
 今回は、大正から昭和にかけてのレコード産業の変化を説明し、神長瞭月などの録音を紹介した上で、昭和初年の二村定一の「ジャズ・ソング」を聞きました。授業の際に使用した音源(CD)ごとに使用したトラックを列挙します。
 授業の際に使用した音源(CD)は以下の4点です。神長瞭月の録音を含む最初の2点は、音楽学の吉成先生から個人的に提供していただいたもので、残念ながら図書館にはありません。他は国立音楽大学附属図書館に所蔵されています。

ポピュラー音楽研究:2006年5月23日
 今回は、「浅草オペラ」について概説しました。
 授業の際に使用した音源(CD)は以下の2点です。いずれも国立音楽大学附属図書館に所蔵されています。
 浅草オペラについてはインターネット上にも様々な情報があります。機会があれば、サーチエンジンを利用して関連ページを検索して回ることを勧めます。
ポピュラー音楽研究:2006年5月16日
 今回は、大正時代の大衆音楽について概説し、晩年の桜井敏雄による証言と実演、三浦 環の当時の音源を紹介しました。
 授業の際に使用した音源(CD)は以下の3点です。このうち『オリジナル盤による明治・大正・昭和日本流行歌の歩み』はLPで、『伝説のプリマ・三浦環』はCDで、国立音楽大学附属図書館に所蔵されています。

ポピュラー音楽研究:2003年5月9日
  今回は、前回録音を紹介した1900年前後の時期の洋楽受容の背景として、幕末〜明治初期の軍楽の導入と、音楽取調掛(1879)〜東京音楽学校(1888)の活動などについて簡単に紹介しました。
 授業の際に使用した音源(CD)は以下の4点です。いずれも国立音楽大学附属図書館に所蔵されています。

ポピュラー音楽研究:2006年5月2日[補講]
 前回の授業では、通勤途上のトラブルで山田が40分ほど遅れ、授業時間が短くなったため音源紹介はありませんでした。
 急遽、5月2日の補講日に、関連する音源(日本人の初期録音)の紹介を行うことになりました。
 授業の際に使用した音源(CD)は以下の3点です。最初の2点は、国立音楽大学附属図書館に所蔵されています。

ポピュラー音楽研究:2006年4月25日
 今回の授業では、通勤途上のトラブルで山田が40分ほど遅れ、授業時間が短くなったため音源紹介はありませんでした。
 急遽、5月2日の補講日に、今回分に関連する音源(日本人の初期録音)の紹介を行うことになりました。
ポピュラー音楽研究:2006年4月18日
 初回の授業では、音源紹介はありませんでした。
yamada@tku.ac.jp
2003年度 国立音楽大学「ポピュラー音楽研究」:プレイリスト

ポピュラー音楽研究...6月27日は、所用(学会出張)のため休講となります。
ポピュラー音楽研究...9月19日は、所用(本務校業務)のため休講となります。
ポピュラー音楽研究...10月31日は、所用(国外調査出張)のため休講となります。

yamada@tku.ac.jp
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