山田晴通:担当講義科目:2002:

2003年度「授業アンケート」から

―国立音楽大学 編―


 国立音楽大学で2003年度に全学的に実施された「授業に関するアンケート」について、選択式の回答の集計結果と、自由記入コメントの内容を公開します。山田は非常勤講師として、2003年度も、2002年度に引き続き「ポピュラー音楽研究」と「音楽学講義」を担当していました。
 この集計結果は、同一科目を担当している他の担当者も含めた科目全体の平均値が示されている点が大きな特徴となっています。これを見ると山田の値「個人平均」は、他の担当者の分も含めた科目全体の「全体平均」より概ね低い数値となっております。これは同名の他の科目の方が、高い評価を受けているということであり、大いに反省しなければならないと思います。昨年度も同様の傾向がありましたが、十分な改善ができなかったということです。
 なお、自由記入欄への記入は、報告を受けたすべてを示しました(国立音大の事務方で「特になし」といった記入の票は報告から省いているものと思われます)。掲出に際して、明らかな誤字・脱字は修正しました。修正箇所は青色で記してありますが、句読点を補った箇所にはいちいち色をつけていません。

ポピュラー音楽研究  (受講者数67名:回収票数24票)
有効
回答数
合計
無効
回答数
合計
個人
平均
全体
平均
1.あなたの授業への出席は←少なかった11多かった→244.084.14
2.あなたの授業中の集中度は←熱心でなかった10熱心だった→243.213.73
3.授業の予習・復習、自宅での勉強は←しなかった12よくした→241.671.73
4.使用した教科書、プリント類は←有効でなかった有効だった→243.253.69
5.カセット、CD、ビデオ、DVDなどの教材は←効果的でなかった15効果的だった→234.574.81
6.教室のAV設備、机、椅子などは←使いにくかった13使いやすかった→233.173.58
7.授業のポイントは←つかみにくかった10つかみやすかった→243.464.08
8.授業に対する教師の熱意・工夫は←感じられなかった11感じられた→243.714.52
9.休講は←多かった少なかった→243.294.66
10.授業内容は←有意義でなかった有意義だった→243.754.37
11.授業内容の難易度は←適切でなかった10適切だった→243.674.41
11-2.11の設問で5以外の答えを選択した場合、該当するのは←やさしすぎる 11むずかしすぎる→18--
12.授業内容は講義要目と←対応していなかった12対応していた→244.214.62

 自由記述欄  (記入のあったもの:9票)
  • 遅刻が多すぎな気がした。遅れてきて授業時間がオーバーするのはどうかと思った。いままでポピュラー音楽について勉強したことがなかったのでいろいろ発見もあり履修していてよかったと思った。
  • 曲をたくさんきかせてくれたので、とても楽しかったです。
  • たくさんの資料が聴けてよかった。Webでの授業のフォローもありよかった。
  • 日本の録音された音楽をさまざまきけておもしろかった。戦前の時代の曲よりも、わりと最近の、60年代など以降をもっと時間をかけてくわしくとりあげてもらえるとおもしろいと思う。
  • 沢山色々なことを豊富に知っている先生だったので、授業内容は充実していましたが、喋りが早いので、少々ついていけないこともありました。音源をかける際、少々大きかったのが、耳が痛かったです。
  • 昔の聴いた事のないような曲もたくさんかけてくれたのでよかったです。
  • もう少し説明があるとわかりやすかった。
  • レポートの書く量が多すぎる。最近の曲をもっと勉強したかった。先生のTシャツ姿がいつもステキだった。
  • 自分の趣味にピッタリな授業で、1・2限という時間は辛かったですが、授業は本当におもしろかったです。今日で終わりなんてさみしいです。

音楽学講義  (受講者数16名:回収票数7票)
有効
回答数
合計
無効
回答数
合計
個人
平均
全体
平均
1.あなたの授業への出席は←少なかった多かった→4.434.33
2.あなたの授業中の集中度は←熱心でなかった熱心だった→4.003.95
3.授業の予習・復習、自宅での勉強は←しなかったよくした→2.002.76
4.使用した教科書、プリント類は←有効でなかった有効だった→4.004.38
5.カセット、CD、ビデオ、DVDなどの教材は←効果的でなかった効果的だった→4.574.57
6.教室のAV設備、机、椅子などは←使いにくかった使いやすかった→3.293.48
7.授業のポイントは←つかみにくかったつかみやすかった→3.573.90
8.授業に対する教師の熱意・工夫は←感じられなかった感じられた→3.864.00
9.休講は←多かった少なかった→4.434.33
10.授業内容は←有意義でなかった有意義だった→4.144.24
11.授業内容の難易度は←適切でなかった適切だった→4.004.43
11-2.11の設問で5以外の答えを選択した場合、該当するのは←やさしすぎる むずかしすぎる→--
12.授業内容は講義要目と←対応していなかった対応していた→4.434.33

 自由記述欄  (記入のあったもの:5票)
  • 毎回色々な形で音源や映像を提供して下さったので、全く知らないことでも普通に受け入れられることができました。それがとても良かったと思います。
    レポート10枚は...はっきり言ってきつかったです!
  • 前期の授業では先生ご自の論文を読み進めて行く形式であったが、この時の進め方が、執よう[執拗] で少しいや気がさした。
  • 今まで何となくとらえていた「ポピュラー音楽」という言葉から、その音楽の内容まで、改めて考えさせる授業でした。
  • 夏休みレポートの課題が難しく、指定の枚数も多くて大変だった。休講のお知らせを授業内で聞いたが、掲示板にも出してほしかった。授業内容は、かなりマニアックで好きな人にとっては興味津々だったと思うが何も知らない私にとっては、よくわからなかった。
  • いつも格式高くない雰囲気でとてもラフで、親しみやすい授業でした。とても取りくみやすかったです。
    今まで聴いたことがなかったジャンルの音楽をたくさん聴かせてくれ、色々な音楽経験を積むことができました。


2003年度 国立音楽大学「ポピュラー音楽研究」:プレイリスト
2002年度「授業アンケート」から ―国立音楽大学 編―
2003年度「授業アンケート」から ―東京経済大学 編―
授業への声:授業アンケートなどから
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