山田晴通:担当講義科目:1998:
特別講義「調査統計処理のための基礎数学」受講者の声
1998年度1期に開講した、特別講義「調査統計処理のための基礎数学」は、コミュニケーション学部の現行カリキュラムの弱点を補う試みとして、実験的に設けた講義でした。ここに、最後の講義(7月9日)の際に、受講者に匿名で書いてもらった感想を紹介します。
こういうのを「非難囂囂、悪評嘖嘖」というのでしょう。字面だけを追うと矛盾したコメントもいろいろありますが、全体を通して読んでもらえば、どんな講義だったか、どんな問題点があったかが浮き彫りになると思います。講義担当者としては、誤解に基づいた批判と感じられる部分も多く含まれていますが、敢えて、すべてのコメントを全文掲出することとしました。例えば「……」とあるのは、省略ではなく、原文の表現です。ただし、明らかな誤字・脱字やわかりにくい表現は修正・補足しました。当該箇所は青字で記してあります。
厳密に整理しているわけではありませんが、類似した趣旨のコメントはできるだけ固めて掲出するようにしました。また、文末に[記名]とあるのは、あえて匿名にせず名前を明らかにして意見を述べた人のコメントです(勿論ここでは匿名にしています)。
このページについて、ご意見ご感想等をお寄せ頂ければ幸いです。
- まず、私は理数系の科目が嫌いで文系に進みました。高2が終わって、数学はもう一生勉強しないですむだろうと喜んでいました。なのにまさか大学に入ってからまた数学をやるとは思わなく、すごいショックでショックでたまりませんでした。調査法の授業を必修にしないでほしい。それをまず願いたい。そうすれば数学をやらなくてすむから…。
- 死ぬ。
- 思ったより難しかった。
- もともと数学は苦手だったが、この授業をとって、苦手な上に嫌いになった。さっぱり分からなかった。
- 毎回ムズカシかった。はじめのテストの時はこの分だとあんがいおぼえていると自信があったけれどあのテストと授業は全くかんけーなかったとおもう。
でも1期を通して得たものが何なのかわからない。2期にどれくらいかかわってくるのかが少しこわい。全くわかんなかったといってもいいぐらいかもしれない。ますます数学がキライになってしまった。
大学に入ってまで数学(しかもあたらしいこと)をやるとは思っていなかったけど、あるいみびっくりした。そして数III、Cを少しふれたことは良いけいけんかもしれないがもう2度としたくない。
(注記:最初の授業の際、現段階での学力を見るため簡単なテストを行った。内容は、シグマを使った簡単な計算、順列・組合せ・確率の簡単な計算、簡単な座標系の把握であった。「かんけーなかった」という判断は、順列等の計算についてはこの講義の範囲に限れば当たっているが、この部分は統計処理の基礎になっており、調査法関係の講義では避けて通れない。)
- 基礎と聞いていたので、やっていけるかなと思ったが、もともと高校で数学をとっていなかったのもあり、途中でついていけなくなった。あまりためになった気はしない。もう少し数学らしい授業にした方が良いと思う。すこし理屈ぽかったと思う。
- 説明が抽象的だったり難しかったりしてわかりにくい。
- 基礎数学にもかかわらず基礎ではなかった気がする。1回目〜3回目位は理解できたが、だんだんわからなくなってきた。また、わからない時に手をあげさせて教えるというのは、いい考えだが、先生がその人の前に行って、バカにしたように教えるから、こっちも正直に手があげられなかった。
- "基礎"だというが難易度は高いように思う。また、いくら理屈("こうだからこうなる"ということ)が分かった方が良いとはいえ、果たして"調査統計処理のための…"というタイトルをつける程、統計に役立つのか?どうしても"コンピューター処理をするのに"という感じは否めない。よく自分でも全部出席できたと思う。
- 基礎のくせしてむずかしい。髪の毛、ひげは切らないでほしかった。参加できる(先生があてていって生徒が答える)授業だったのでまぁたのしかった。
- 先生の人柄のよさがとてもよくわかりました。でもいい加減難しすぎ!
- なんとなく分かっていた時でも、先生に聞かれた時(質問を)、少しおどしっぽく聞かれるので、答えられたであろう問題も答えられなくなってしまった気がする。
途中から異常にむずかしかった。これが基礎なのか。
- はじめはついていけたけど、後半のほうはほとんどついて行けなかった。特にシグマがでてきたあたりからむずかしくかってきたと思う。
- はじめはわかってたつもりだけどだんだんむずかしくなってきて、かなり苦痛だった。(それは自分で勉強してなかったからだろうが)。
ついでに髪を切った先生ってステキ!!
- x、yなど記号で式を証明されるとわかりづらいので、もっと実際の資料を使ってやってほしいです。そうすれば式の意味が理解しやすいと思います。
- 後期にコミュニケーション調査法入門Iがあるということで、それに使うということで履修したわけですけど、折角なら、実践的な、例えば……何でしょ、コミュニケーション調査法入門に出てくる項目を使いながら授業を進めて欲しかったです。後期のこの授業に身長だの体重だのは出てこないと思うのですが……いかがでしょうか。実感がわかないまま終わるのはとても残念でした。来年はそうしてあげて下さい。
- 難しすぎ。しゃべりが速い。指名がされるかされないか毎回ドキドキする。
ヒゲが長すぎ。
コミ論(コミュニケーション論入門)寝た後なので、きちんと授業が聞く事ができた。
- 最初のほうはついていけてたけど、後半はあんまりついていけなかった。分からないから、その時間が苦痛になることもあったが、教え方についてはよくも悪くもなくふつうだった。でも1時間20分必死でやっている人がいるのに、(講義終了)10分前に平然として入ってくる人に出席点をあげるのは、あんまり納得がいかない。まあ、その人の自由だが……。
- 数学が苦手なので授業がイヤでした。しかもみんなの前で一人の人につきっきりになったりするのは、みんないやがってるのでやめた方がいいと思います。5分前に入って出席だけ書いてもいいと自分で公言しておきながら、出てる人と出てない人がはっきりわかるようなことをするなら、最初から出た人にしか単位出さないし、出席にもしないとはっきり言った方がいいです。
- 出席をとることはよいが、あの方法は好ましくない。
(注記:出席は、講義終了直前に受講票を配布・回収して記録した。)
- 説明するとき、いろいろな例をあげていたけど、説明したい内容(あるいは記号)と違う例を上げていたから、わけわかんなかった。それに、1つの例だけじゃなく、いろいろ話すから余計理解するのに苦労した。
- 初めは、少しわかりやすいと思ったが、かなりくわかりにくくなった。今までうけてきた数学の中で、1番わかりにくい授業だったと思う。数字を使わないで文字を使っての例題は、本当にわかりにくかった。式の意味も、すっごくわかりにくい。質問の意味がわからないのも沢山あった。
- わかりにくいトコロがあった時、説明が一番もとのところまで戻り、余計わからなくなった。
質問に行きにくい雰囲気あり。
- 自分は数学が好きなので結構、楽だと思っていたが、予想以上に難しかった。授業にたまについていけないところもあったので、途中式をはしょらないできちんと説明して書いてほしかった。わからない人に手をあげさせて、その人1人だけに説明するのはやめてほしい。
- 素直に述べると判りずらい授業だと思われる。まず、言葉のら列というか、しゃべり過ぎというか、つまり理論じみていたように思われる。もっと具体例を多く、段階的に進めていけばもっと理解したと思う。
あと、1人について授業をつぶすのはよくない。
- 数学はとても苦手だったので授業についていくのが少し大変だった。少しわかりにくかった。あと、計算が大変だった。1人の人に時間をとっていたのはよくなかったと思う。
- 正直むずかしかった。ただ、わからなくても、手をあげると「先生におどされる」という意識がはたらいて手をあげられなかった。全員が授業をうけているのだから、一人の生徒に集中して狙いを定めるのではなく、全員に平等に相手をしてほしかった。
女子を泣かせたとき授業のしかたに問題があると思いました。
- 先生の教え方には問題があると思いました。質問した時に、1人の人だけに聞いているからです。1人の人だけと授業するなら、授業後に1対1で補習みたいなものをやればいいと思います。
集中攻撃も時間のムダです。
- 一人の人を集中攻撃して、その人がわかるまで授業を中断するのは良くないと思う。同じ人を指しまくるのはやめてひしかった。時々計算がわからなくなる時があった。
- 集中攻撃が激しかった。それは誰の為にもならないのでやめた方がよい。聞いていれば理解できた。
標準偏差など計算するのは分かったが、だからどうなるのかという説明がほとんどなかったのでヤル気がなくなる。
- 理屈をふまえて説明するからその計算じたいが時々分からなくなった。
あと1人が分かるまでずっとその人の元でやるから授業が中断され、だめだと思う。そういう時は授業後にやった方がよい。
- 理解できなかった人、1人に対して徹底的につめよるのはやめた方が良いと思う。分からなかったら、個人で先生に聞きにいくなり、できる友人に聞くなりすべきである。それをしない人は、ほったらかしてよいのでは?
- やっている事は、単純だったが、ずいぶん難しく感じた。あまりにも分からなくて、本を借りて、同じ事をやってみたが、ずいぶん単純だった(統計科学入門・池田貞雄)。どちらにしても、冷静に考えるために、予習すべきだったと反省している。
さらに、話の流れというものがなかったので、よけいに混乱した。[記名]
- やっと、終わりました。長いようで短かった気もします。内容は少なかったけど、すごく濃いものだったと思います。でも、何か、遠まわりしすぎで、もー何を求めたかったのか、わけがわからなくなってしまいます。あとちょっと、細かいところがしつこいです。そして、イジわるく1人の人を集中攻撃するところは嫌です。
- わかりにくい所を再度説明してくれてよかった。
一人で集中的に当てられるとこわいから手をあげにくかった。
その授業ではわかるけど次週になると忘れてしまうことがあって少したいへんだった。
- 最初のうちは分かったけど、途中で戻ったり抽象的に詳しすぎるほどネチネチ説明したり、毎回誰か1人を集中攻撃したり何だりで、頭の中が混乱した、まァ最終的にレポート提出に影響ない程度には理解できたので安心。
- 数学は、高2の時以来なのでさっぱりわからなかったが、少しはわかるようになった。あとわからない人と1対1の状況で説明をするのは生徒としてつらいのでやめた方がいいと思う。
- 初めのうちはけっこう簡単で、理解できていたのであまくみていたら、後半はわからなくなった。理解したくても、何言っているのかわからなくて、聞いた時の、対応の仕方がむかつくので、聞く気はなかった。
そのこそくな性格をなおしてください。
- 4月のはじめに「基礎数学」を取った方がいいと言われたが、取って大失敗であった。非常に苦痛だった。数学が嫌いというのもあったが先生にも問題があったと思う。コミュニケーション論入門もそうだが、いちいち手を挙げさせる理由などない。来年からやり方をかえてやった方がいいでしょう。最後に理由もなくきれないように。
- この授業をうけて、つまらないし、分かりにくかった。同じ説明を何回もしていたし、(べつに分からない子が多いからという意味ではなく)分かりにくい説明だった。
あと、分かった人、分からなかった人の両方で手を挙げさせるのは、ぜんぜん意味ないし、時間の無駄だと思う。そういうのが授業をうけたくない原因。もっとクドくない授業になるよう努力してみて下さい。
(注記:Yes/Noの「両方で手を挙げさせる」というのは、授業中に理解度の反応などをみるとき、N.A.(答えない)/D.K.(わからない、どちらでもない)がどの程度存在するかの見当をつけたり、N.A./D.K.を排除して反応を見極めるためにしばしば行っている方法で、山田は授業でこれを多用している。)
- 数学は、高1の時点ですでに挫折して、シグマをみるだけで頭が痛くなりそうでした。
でも、私なりに授業に参加し、分散・平均・標準偏差などを一応理解したような気がします。難しかったですが…。
しかしながら、生徒のあて方が少し問題があるように思います。確かに先生のみんなに分かって欲しい、という気は分からなくもないのですが、授業の中断も多すぎたのでは?(そのために。)
- わかりにくい点が多々ありました。
生徒を当てるのもあまり好きではありません。
それと、途中中断が多すぎたのではないかと思います。
近くで大きな声で話されると恐い感じがします。
- たまに先生自身が分からなくなっている時があったので、もう少し予習をしてくる必要があるように思う。
(注記:資料の合併によって標準偏差を求め直す計算を説明する際に、準備不足もあって錯覚に陥り、講義中に立ち往生してしまった。これは重大な失策だったと反省している。この件に関しては講義の際にも陳謝したが、ここでも受講者にお詫びを申し上げておきたい。)
- 何をやっているのかわからなかった。授業をやっている意味がなかった。もう少しわかりやすく説明してほしい。
人をあてて、黒板のところでといてもらったりしすぎて、時間がかかってもったいない。
- 高2までした数学をとっていなくて、まさか大学でやることになるとは思ってもみなかった。基礎数学というからもっと簡単なことをやると思っていたけど、実際とても難しかった。ためになったとはあまり思っていません。
考える時間をもう少しほしかった。先生が説明しおわってすぐに、わかった人、とかきくのははやすぎた。手はあげてみたけど本当はわかっていなかった。
- 本当の事いってけっこう難しいしそして理解することがほとんどできない、それにちゃんときいてもいまいちだった。あとは自力で(課題のレポートを)書くだけである。
調査法に関係あるといわれてもたぶん調査法も理解できなくなると思います。
- この講義が果たして何の役に立つのかわからなかった。内容は難しかったが、なんとなく理解できたのでよかった。でも、もう数学はやりたくない。
- 数学が不得意だったのでこの講義をとったけど、やっぱり不得意なので苦痛でした。これが何かの役に立つのかと思うこともしばしばでした。前期の間、授業にでたのでぜひ役に立ってほしいと思います。
- 今回の内容は、高校で数Aと数Iしかやっていない人にとっては難しかったと思う。わからないところは何回も説明してくれたので、わかった。
文字だとわからなくかってしまうので、もう少し(何回かはあったけど)具体的な数字を使って計算する問題をやりたかった。
- 自分は理系人間だったから公式や数字の代わりに字を使って解くことはなれている。しかし、たいはんの人は高校時代に数学をほとんどやっていない、あるいは1・2年はやってたけどテスト用といった考えで数学をとりくんでいたと思うのでとっつきにくい。ほんとに基本的なことからやっていたが、数字をつかうことになれていないし、思考回路がそうとうかたいと思う。まず計算問題をやらせてみればよかったと思う。[記名]
- この授業は、はっきり言うと難しすぎ。
でも、毎回×2すごく丁寧な解説付きだったのでこんなもんでしょう。もう少し練習問題があるともっと理解が早くなると思った。
どうせなら、プリントに書き込める分だけのスペースがほしかった。中途ハンパにプリントのウラとかルーズリーフを使ってて、後でみたときパラパラめくりながらで大変だった。
- もう少し小テストを増やさないとせっかくその日覚えた事を次の週になると忘れてしまう。
またエアコンはいつもつけていた方がいいですね。
- 練習問題を2、3コずつやって、その解説の中で理解の確認をしたかった。
毎回小テストがあるとよかった。
数字を使って、説明してほしかった。
全体的にゆっくり進んで分かりやすかった。
- この時間はつかれすぎていると思う。毎回あんまり考えられなかった。なんで単位が2なんだろうと思う。数学とってなくてわかんない人もいっぱいいると思う。
テキストとかも必要だと思った。
- 基礎数学は、はじめは簡単でしたが、途中からは復習をしないと分からないくらいに難しくなった。基礎とは思えないくらい難しい。食事の後だったので非常につらかった。体育の後なのでえらい。
- 初心者の授業ということだったが、説明がやさしすぎたり、突然、本線をはずれたりしてわけがわからなくなったりした。
- まわりみちが多すぎ。もうすこしストレートな説明をしてほしかった。
授業としては、高校時代にわかりにくいことをきちんと説明してくれたので良かったと思う。
もう少し自習できる問題をつけてほしかった。
- 前期ということで授業回数が少なかったためもあるが、ペースがゆっくりだったので多くの計算を学べなかったと思う。もう少しハイペースで多くの問題をやってみたかったです。
お世話になりました。ちょっと熱い講義を!!
- 先生の授業は、私にとってはわりとわかりやすかったです。でも毎回誰かを指して答えさせるのは、よくないと思います。ドキドキハラハラします。
- 熱心に教えてくれた。数学はイヤだったが、わかりやすく教えてくれた。
- 数学が苦手な僕にとっては、とても分かりやすい(ちょっとしつこかったけど…)授業でした。
- 授業としては自分が根本的に数学が分からない人間であるためか、説明の難しい箇所がいくつかあった。その中で理解してなかった人がいたときに復習を兼ねて説明した時は分かりやすかった。途中スピードが速く感じられたときもあった。
- この講義は、後期に大変役立つのではないかと思いました。すこしむずかしかったです。でも先生のおかげでわかりました。もうすこしテンポが速くてもいいと思います。
- シグマの記号がでてきた時点でわけがわからなくなった。途中で先生が髪を切ったのは大正解!
頑張って出席していたが、わからない所が多くて困ったが、何度も繰り返えしてくれたので最終的には理解できてよかった。
最後に、腰ばき禁止!
- シグマの計算までは理解できた。しかし「偏差値」は難しかった。まさか、学校(大学?)に入って数学を学ぶとは思わなかった。結局、計算は計算機に任せるべきだと。
- 全部出席したけど、楽しくなかった。
今はつまらないと思っているし、調査法でどれだけ役立つのか分からない。
- 簡単な事を説明しすぎ。有理数知ってるかとかばかにしすぎ。難しいところを重点的に説明してほしい。
- この授業ではほとんど知っていることを学んだ。復習という感じ。統計学とかさなっていたので少し退くつだった。
- 基礎数学、本当に基礎でしたネ。ただ計算がめんどくさいだけ。できない人、きいてない人、復習してない人、そういう人達の為に時間がかかっていた。コミ論(コミュニケーション論入門)もそのせいで遅かった。そのせいでイライラしたし、授業もフケた。開始時間におくれてくるわりに、「まだ10分あります」とか言ってチャイムが鳴ってもやっていた。
- わからない人のために説明してくれる時の熱心さは伝わってくるが、文字を使うのでとてもわかりにくい。わかったことでも説明を一緒にきくとややこしくて、わからなくなることが多かった。数字を使ってほしかった。先生は授業は90分といいはるが、村山校舎は80分。体育は80分で終わるのにおかしい。チャイムと同時に来て時間が足りない分は仕方ないけど、最初から90分気分でされては困る。それなら体育も90分にしてもらって。髪の毛を切ってから少しさわやかになった。
(注記:村山校舎では、授業開始から80分でチャイムが鳴る。これは、体育実技の場合、授業に関する連絡や器具の片づけ等にかかる時間を、本来90分ある授業時間内に確保するための措置である。)
- 数学というものを高2以来やっていなかったので、全体的に言えば難しいものだった。初めの頃は余裕をもって授業に取り組めた。内容もそれほど難しくなかったし。でも中盤から難しくなってきて、わけがわからなくなった時もあった。一応授業で先生が言っている説明していることは理解できたが、いざ自分で練習問題や課題をやろうとするとなると、かなり難しいというか、できなかった。
しかし、この授業で学んだ事は決してムダなものではないだろう。
- 僕は、受験のため数学を一生けん命してました。それなりに自信もありました。でもこの授業のような数学はやってないので、むずかしかったです。先生の説明は僕にとっては、よくなかったです。それは、「例えば…」とかで別の式とか、違う例にしてしまうところです。
でも、ためになりました。けっこうすきになりました。来年、統計学をとろうと思います。
- だいたいの部分がよくわかった。5/21のプリントの練習の平均値の説明は計算していくよりも日本語で考えた方がわかりやすかった。(Aの平均値とAの度数をかけたものはAの総数で、同じようにしてBの総数で、それをたしたものをAとBをたした総数でわる)(注記:この部分、「総数」の意味に混乱があるが原文のママとした。)
標準測度の日本語の説明はわかりにくかった。でも、ものさしでたとえたらわかった。
- 数学は難しい。具体的な数字が文字になった途端に分からなくなる。今は分かっているかもしれないけど後期使うころには忘れているかもしれない。週1だと、自分で復習しないとつらい。
- さいしょにシグマの意味がわからなかったから、それがわかっただけでもよかった。
さいごの授業は冷房がはいっていたからすごしやすかったが、その数週間前まではあつかった。
回数が限られているせいか、まったくわからない状態からではかなりつらいことが多かった。(自分にも責任はあります)
- 調査統計処理のための数学の講義を受けて、いろいろ勉強しました。ほかの科目にとても役に立つと思います。具体的な数字の集まり、文字を使って表現していく手続きをよく理解できました。
- この授業がどう調査法の授業に関係するのかはわかりませんが、(重要だからこそこういう講義が作られたのだとは思いますが)この授業をとっていない人で全くこういうことがわからない人がたくさんいることによってまた調査法で同じようなことをやるならちょっと無駄のような気もします。
授業はちょっと先生の教え方がわかりにくい所もありましたが、私はすべて理解したつもりです。チェビシェフの不等式は全然わかりませんけど。
(注記:チェビシェフの不等式は、講義ではその意味する内容を簡単に説明しただけで、これを使った計算や、式の証明はしなかった。)
- 後期の調査法の為にはとても役立ったと思う。数学を大学生になってやるとは思わなかったが、1つ1つ丁寧にゆっくりやってくれたので数学嫌いの私もなんとかついていくことができて良かった。この数学が実際に調査法で使えたら、授業をもっとよりよく理解できると思う。
- 初めのうちはおしえ方が特徴的だったので、理解しにくい部分もあったけど、どうして無駄な話?(数学とは直接関係なさそうな話)をするのかがわかりはじめると、それも苦にならなくなった。[記名]
- ペースが比較的ゆっくりだったので、苦手なりに、ついていくことができてよかった。ただ、みんな苦手だからとっているはずなのに、聞いていない人が多く、真剣にやっている人にとっては、けっこう迷惑だったりもした。
レポートの数はこれぐらいでいいと思う。あまり多いとキライな人は余計にキライになるかもしれないと思う。
- 私は数学がメチャクチャ苦手だったので、後期の調査法のために、とってよかったと思います。みんながわかるようにていねいにやってくれたのでわかりやすくて、数学の苦手な私でもついていくことができました。
- 授業に関して思ったこととして、数式とか途中の過程とかは、はっきり言ってよく分かったとは言えないが、その計算から導きだされる答え、こういう処理をすれば、解答が導き出せるということは、自分なりに分かったつもりである。訳の分からん数式を使うこと以外では数学が少し好きになった気もする。
- 私は数学が大嫌いで、でも必要だから仕方なく取りました。しかし、先生の授業自体はよかったです。どうしても理解できなくて聞いても、きちんと最初から教えてもらえるから、毎回、こだわって、分からないところをつめていけたと思います。
ただ自分自身の反省として、その授業で分かっても、課題提出がないと、あまり復習をしないまま次の授業へ出てしまっていたので、毎回はじめのたち上がりが悪かったと思います。でも理屈はよくわかったと思います。ありがとうございました。[記名]
- 数学など全く理解できなかったが、講義を聴いているうちに講義の内容はとてもよく理解できた。改善点としては、受講する学生に次の講義の予習を義務づけると、良いと思う。講義が遅れることが目立ったので、スムーズに行うためにもそうした方が良いと思う。講義の内容はわかりやすく、とても良かったと思う。[記名]
- 数学は高校から苦手意識があったので初めは、出来るかと不安でした。でも先生の授業を受けてみて、分かりやすかったです。特に、先生の熱心な姿を見て感動しました。指されるのはドキドキしてスリルがありました。
- まじめに出ていればわかりやすい。だけど、わかりやすいのに「わかりましたか」としつこいため、だるくなることが多い。しかし、そのしつこさが、前回休んだりした場合はたすかりますね。
- 私は高校の頃、いやそれ以前の中学生の頃から数学が嫌いでした。大学に入って「もう数学とは永遠にお別れ」と思っていたのに、、数学的知識が必要な授業があることを知り、この授業を履修することを決めました。数IIと数Bまでしかしない文系(のなかでも落ちこぼれで単位を落とした!!)の私に数学Cはキツかった。でもやって分からない事を分かった方が、いいと思う。数学は、授業で分かったつもりでも家に帰って考えたら分からない事が多いので、もっと真剣に復習すべきだったと反省しています。
また、分からなかったらしつこく質問するので、そのときはおしえてくださいね。[記名]
- 今日で基礎数学の授業は終わりです。僕は数学受験だったので、授業はわりと分かり易かった。でも周りの人は理解していたのかなという疑問はあります(先生が悪いのではなく、周りの人が聞いて覚えるつもりがない)、文系の大学で数学ができるちょっとうれしい。教え方は分からない所があるか、ずいじ聞いていたし、一人一人にきっちり教えていたしよかったと思う。[記名]
- 僕は真面目だったから完璧だろう。
- 僕は数学が好きだった。
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