研究の道具箱:山田晴通:韓国・北朝鮮の地名


統営 トンヨン T'ong-yo^ng

面積:233.89平方km
人口:143,862人(1994年末)
世帯数:39,279世帯(1994年末)

大韓民国南東部に位置する慶尚南道(キョンサンナムド)の漁港を中心とした港湾都市。南海岸の景勝地・閑麗水道(ハルリョスド)の観光拠点の一つで、釜山(プサン)と麗水(ヨス)を結ぶ水中翼船も入港する。

1955年に市に昇格し、壬辰倭乱(文禄・慶長の役)の救国の英雄・忠武公李舜臣(イ・スンシン)将軍にちなんだ、忠武市(チュンムシ)と称していたが、1995年に忠武市と統営郡の合併によって統営市となった。
旧・忠武市街地には、壬辰倭乱後の1603年に将軍を記念して建てられた木造建築を、近年になって整備した洗兵館や、将軍の位牌を祀るため1606年に建立された忠烈祠、市街地の東の丘の上にある南望山公園の李舜臣将軍銅像など、李舜臣将軍ゆかりの観光地が散在している。

海産物の料理が有名な土地柄であるが、チュンム・キンパプという独特ののり巻きが名物とされている。


このページのはじめにもどる
韓国・北朝鮮の市郡名にもどる
道具箱のふたへゆく

分野別ページ案内:社会経済地理学/地域研究/地誌へゆく

山田晴通研究室へゆく    CAMP Projectへゆく