研究の道具箱:山田晴通:韓国・北朝鮮の地名


利川市 イチョン Ich'o^n

面積:462.58平方km
人口:150,760人(1994年末)
世帯数:45,502世帯(1994年末)

大韓民国北西部、ソウルの東南に位置する、京畿道(キョンギド)の市。1996年3月1日に市に昇格した。

一帯は米作地帯であるが、隣接する廣州郡(クワンジュグン)も含め、良質の陶土を産することなどから、1960年代以降、当時の利川郡利川邑の新屯(シントン)地区が陶芸の里として知られるようになった。その先駆となったのは、高麗青磁の技術の復現に成功した人間文化財(人間国宝)柳海剛(ユ・ヘガン)で、海剛美術館(海剛高麗青磁研究所)には、彼の収集した古陶磁器のコレクションがある。
鉄道はないが、中部高速道路と嶺東高速道路が交わる高速道路網の要衝である。


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