研究の道具箱:山田晴通:韓国・北朝鮮の地名


板門 パンムン P'anmun


朝鮮民主主義人民共和国南西部に位置する開城直轄市に所属する郡。歴史的には京畿道(キョンギド)に属する地域である。

軍事分界線に面しており、軍事分界線上の会談場として知られる板門店(パンムンジョム)がある。板門店の名は、朝鮮戦争以前に当地にあった寒村の名称ノルムンニ(ノルは「板」の意の固有語、ムンは「門」、ニは「里」の音写)に由来する。板門店という呼称が定着したのは、休戦交渉の場所となってからであり、板門郡の名称も朝鮮戦争後のものである。
板門店では、1953年7月25日に朝鮮戦争の休戦協定が結ばれ、その後も、南北の様々なレベルの交渉が行われている。


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