学生による学生のためのコミュニケーション学部の講義紹介

特別講義 ポピュラー音楽史概説

他学部聴講:自由認定:通年:4単位:
1996年度のみ開講
担当者:山田 晴通:コミュニケーション学部:
学部・教員による講義の紹介
学生による講義の紹介
担当者:山田 晴通:コミュニケーション学部:
特別講義 ポピュラー音楽史概説:山田 晴通:

 これを取った’96年度のコミ部1年生はまさに格好のお休みタイムだっただろう。1限が体育である上、夜間の授業という最悪の時間割であるにも関わらず、受講した学生が多かったのはひとえに名前に騙された学生が多かった故である。
 前期は出席を取っていたため、みんな割に頑張って出ていたが、人数が多いだけにうるさく、先生がうざがったため、後期からは出席はなくなった。
 教室は地下のスタジオだったため、90分という時間はきつかった。(床に座るため、お尻が痛かった。)そのため座布団という秘密アイテムが登場。(ただし早い者勝ち)
 評価は前期出席+レポート3つ(1つ約33点)で60点以上。初めは4つの予定だった。
 レポートは4000字以上という大変な量なので、一回パスした人間は多いはず。(私もした。)ジャンルがジャンルなだけに、うちの図書館で資料を見つけるのはこれまた大変である。
 洋楽が好きな人には楽しい授業だっただろう。しかし興味がない人にはマニアックな授業としか言いようがない。(私は先生の説明にうなずいている人を尊敬した。)たまに知っている名前が出てくると感激した。
 前期はジャズなどを中心に、後期はビートルズとその時代の音楽を中心にした授業だった。最後の方は割と知った名前が多いと思った人が多いのではないだろうか。
 音楽好きの胡散臭そうな人間が多かった中、いちばん胡散臭そうだったのが、講師の山田先生である。そこら辺の学生の中に混じっていても分からなそうな感じだった。今となってはあの頃が懐かしい・・・。(分からない人は山田研究室を覗いてみよう)
 山田先生は一見、容赦ない厳しい評価をするような感じがするが(と言うかそう見せかけているが)、実は結構逃げ道を作ってくれる優しいところがある先生である。やばそうな外見と取り上げるテーマのせいか、あえて近づかない学生が多いが、とりあえず近づいてみることをおススメする。自称あまのじゃくなおもしろい先生である。(そしてゼミ生としては性格も似てくるのも当然のことと思う。)

[1996年度受講:馬谷 麻美]


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