学生による学生のためのコミュニケーション学部の講義紹介

コミュニケーション論入門

基幹科目:必修:半年:2単位:
 この講義は、担当者の交代があり、当初は複数コマ(1995年度は3コマ、1996年度からは2コマ)開講されていた。
 1997/98年度は、1コマが村山校舎開講となり、国分寺校舎開講のコマは2年生以上に履修が制限された。
 1999年度は、国分寺校舎での1コマ開講となった。

学部・教員による講義の紹介
学生による講義の紹介
担当者:粉川 哲夫田崎 篤郎山田 晴通
コミュニケーション論入門:粉川 哲夫:

  • 講師は粉川哲夫氏。一年生が粉川氏に出会うとしたらたいていこの授業がはじめである。
  • 単位取得は非常に簡単。
  • 授業内容は年度によって全く異なると思うが、95年度に関しては特に入門という言葉に関係なく様々な映像を使った鋭い指摘をしていて、その鋭さによる刺激は大きかった。それを感じない人はお休みタイムだろう。
  • 出席は取りません、と初回の授業に大きく映像を映しだしたときのインパクトは最後まで続き、期末テストは自己紹介を何らかのメディアで提出ということであった。しかも個性が強い方がよいという彼らしい評価方法である。そのため普通のレポート用紙に普通のことを書いた者はBという評価をもらっていた。
  • しかし、彼の中にそもそもAもBもないというのはいうまでもない。テストが嫌いなのは彼自身だからである。
[1995年度受講:北川 雄一郎]

コミュニケーション論入門:田崎 篤郎:

  • 1年生の必修科目。講師は二人いてだいたい選べるようになっていた(’96年度まで)が、英語などの授業のために自然に決まってしまうクラスもあった。’96年度は田崎先生と粉川先生担当。
  • 田崎先生は独自のプリントを使用。毎回配られるので結構な量となる。そのプリントに沿って授業が進められる。
  • いつ行われるか分からない小テストのため、出席率はまあまあだったが、お休みタイムになる人が多し。休講も多かった。
  • 評価は授業中の小テストと期末テストを総合したもの。
  • 期末テストは持ち込み可。プリントやノートを見れば分かる内容であるので、時間配分に気をつければ十分解ける問題である。あと配点も書いてあるので、高得点の問題から解いた方がお得であろう。ちなみに’96年度は「コニュミケーション学部を志望した理由を書け」というのが40点と全体の4割を占めていた。
  • 単位は取りやすいが、Cも多いという話。
[1996年度受講:馬谷 麻美]

コミュニケーション論入門:山田 晴通:

この授業は、体育終了後村山校舎で行われた。
今年は粉川先生やから、ぜっっったい国分寺やろな。

communication 伝達、報道すること。共有すること。
もともとはラテン語(ローマ帝国の言葉)から来ている。
日本語にはない新しい概念。

コミュニケーション学部の人は必修の科目。
哲学的内容、思想的内容も含んでいて面白いと思う。
半期で終わるのは勿体無い。
マクルーハンは押さえておこう。
学期末にマクルーハンが言おうとした「メディアはメッセージである」を、
記号論の言葉を使っていうとどうなるか。
というレポート400字が課された。
このレポートと出席で成績がついていると思う。
記号論をもっと勉強したい人は山崎カヲル先生の
異文化コミュニケーション論がお勧め。
面白いよ!

[1998年度受講:槌矢 裕子]

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