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JASPM会員 鈴木 孝
1994年11月12日 第1版
1997年 1月10日 第2版 投稿アドレス変更
● はじめに
Newsletter 22でお知らせしたように、JASPMのメーリングリストの運用が試験期間を経て開始されました。そのお知らせを以下に説明します。これを読んで一人でも多くの方の参加をお待ちしています。
メーリングリストとは、コンピュータネットワーク(主としてインターネット 注1)やNIFTY-serveのようなパソコン通信 注2)で行われている電子メール 注3)を手段として情報交換を行うことができる便利なシステムです。初めに電子メールアドレスを持っている人が、管理局のアドレスにメールでリスト登録を依頼します。登録が完了すると、何か投稿したいときは、ある特定アドレスにメールを送ると、あとは自動的にリストに登録している人全員にメールが配送される仕組みです。つまり1対多の通信が簡単にできるわけで、同じ目的を持った人同志が、情報交換や議論を、時間と空間を越えて容易にできることになります。
注1) インターネット :
世界中のコンピュータネットワークをつないでいるネットワーク。(世界でユニークな)アドレスを持っていると世界中と瞬時にメールやデータの交換ができる。主として大学や企業の研究所の接続だけであったが近年その利用は一般の人でも可能になってきており、世界中で数千万人が利用していると言われている。
注2) パソコン通信 :
パソコンを持つ人が、中央のホスト局にモデムと電話回線を使いアクセスできる商用システム。掲示板や電子メール等様々なサービスが用意されている。国内では NIFTY-serveやPC-VANが最大手。最近、インターネットと接続されお互いに電子メールの交換が可能となった。ワープロでも、通信機能が付いているものでは可能であり、作成した文書を送ることができる。電子メールの利用が中心なら月に2、3000円で十分。
注3) 電子メール :
上述のネットワークでできる通信の手段。エディタやワープロで作ったテキストを相手アドレスに送ることができる。好きな時に読み書きができるため電話でつかまら人でもOK。 FAXの電子版とも言える。電話でつかまらない人も電子メールで聞いたらすぐに答が返ってきたという逸話は数限りなくある。主として大学等の研究分野ではコミュニケーション手段として日常化している。(特に欧米では)
● 参加資格と目的
原則としてJASPM会員とします。ただし非会員であっても、JASPMに関心があり、将来入会するかもしれない人の参加は妨げない。つまり、特に資格審査等はしない。これはこの活動はあくまでボランティアで成立しており、会員かどうかのチェック機能は持た
ないということです。
しかし、参加している人はJASPM関係者であり、その話題や投稿の内容は、当然ポピュラー音楽(研究)の大きな枠組みを持っています。と言っても、いつも論文になるような高度な議論はできないので、コンサート案内やその感想など、気楽に話せる話題をどんどんして盛り上げられればと思っています。結局は、参加する人の良識に任せられているということです。これは、他のメーリングリストでも同様です。
IASPMの方では、正式に会員用のメーリングリスト運用が始まったとアナウンスがありましたが、今回のJASPMメーリングリストは、JASPMを中心とした日本語によるやりとりです。(詳細はNewsletter22参照) 両者の関係は、今後の課題ということになります。
● 電子メールアドレスの取得方法
はじめに、電子メールアドレスを取得する必要があります。以下の2つの方法があります。
1)インターネットアドレス
これは、一般の人は難しいかもしれませんが、理工系の学科がある大学では現在ほとんど持っています。大学に所属している人は、アカウントの申請だけで即入れるかもしれません。人文系の大学でも、近くの理工系の大学の計算機センタ等にアカウントを申請して、自宅のパソコンから電話でアクセス可能です。とにかく、大学に所属している人は何らかの手段でインターネットに入れるはずなので、身近な人に聞いてください。
企業の方でも、最近は技術系の研究所などではかなり入っています。まずは調べてみてください。
アドレスは、例えば筆者の鈴木の場合、[メールアドレス削除]となります。tokyo-ctが所属名、acが大学等を表し(coは民間企業)、jpが日本となり、世界で唯一のアドレスとなります。
2)パソコン通信
1)が無理な人でもパソコン通信に加入すればOKです。(ただし費用はかかります)
NIFTY-serveの例をあげます。パソコンのPC9801やMacとモデムと一般の電話回線が必要です。通信ソフトも必要です。以上があれば、簡単にNIFTYに加入できます。かかる費用は、電話代(市内でOK)と1分10円のアクセス料金です。それらのハードやソフト環境と加入方法は、書店にたくさん出ている本を読むか、一番早いのは知っている人に聞くことです。はじめは大変かもしれませんが、慣れてしまえば何でもありません。加入すると鈴木の場合、[ID削除]というID番号をもらいます。NIFTY内では、このID同士でメールの交換ができます。また、インターネット上では、同時に[メールアドレス削除]という世界で一つのアドレスを持つことになり、これを用いて世界中のインターネットアドレスとメールの交換ができます。
● JASPMメーリングリストに参加するには
上記のアドレスを取得できたならば、参加することは簡単です。電子メールの読み書きの方法さえ知っていればOKです。
具体的なシステムと方法を説明します。
現在、JASPMメーリングリストの管理を、インターネット上の千葉職業短大の坪井さんにお願いしています。学会とは独自のボランティアでの活動になります。その千葉職短のコンピュータ上にリストの登録を行い、登録メンバに対しての自動配送を行います。その登録の管理と自動配送のチェックを坪井さんにお願いしています。つまり、インターネットからはインターネット同士で、NIFTYからは、NIFTY→Internet→NIFTYのようにメールが配送されます。
それでは、そのアドレスです。
1)はじめに、登録を依頼する場合は、以下のアドレスに登録を希望しますとメールします。
[メールアドレス削除](管理者アドレスと参加申し込みアドレス)
NIFTYからは、INET:[メールアドレス削除] というアドレスで送ることになります。
2)投稿は以下のアドレスにします。
[メールアドレス削除](投稿アドレス)
NIIFTYからは同様に、INET:[メールアドレス削除] となります。
あとは、他の人からの投稿や自分の出したメールも自分のアドレスにメールとして送られてきます。
3)他の便利な機能として、過去の記事の参照や登録メンバの情報等をコマンドで受け取れます。
詳細は参加して雰囲気が分かってからで十分でしょう。(ここでは省略)
注)上記のアドレスは、1997年1月15日から有効になっていますが、近い将来変更になる予定です。その場合には、再度修正版を流しますのでご注意ください。
● 最後に
以上、難しいと思われた方もいたと思いますが、はじめてみると以外に簡単です。いずれこのようなコミュニケーションの手法は、現在の電話のように当たり前になる日が必ずやってきます。多分、インターネットは近い将来、メディアになり文化になると思います。ポピュラー音楽自体もネットワークを介して世界中に伝わる日もそんなに遠いことではないように思います。そういったことを実感するためにも、皆さんの積極的な参加をお待ちしています。
ご意見、ご質問等がありましたら、遠慮なく以下にお願いします。
鈴木 孝 [メールアドレス削除] , [ID削除](nifty)
東京工業高等専門学校 情報工学科 , URL http://venus.tokyo-ct.ac.jp/
Tokyo National College of Technology , Dept. of Computer Science
Tel : 0426-68-5061(ダイヤルイン), Fax : 0426-68-5098
●謝辞
NIFTYでのJASPMメール開設をして今回の基礎を作ってくれた槙田さん、IASPM関係の情報などを細かく流してもらい様々な問題点を指摘して頂いた瀬山さん、むりやり引き込んで大量のメール攻撃で迷惑をおかけした柴さん、どうもありがとうございました。JASPM会員でもないのに、音楽好きだということでメーリングリストの管理を2年以上の長きに渡って引き受けて頂いた富士通研の増井さんには特別に感謝いたします。更に、増井さんの後を引き継いで管理をして頂いている千葉職短大の坪井さんに感謝の意を表します。
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