ご注意下さい!
このページは、日本ポピュラー音楽学会(JASPM)の旧ウェブ・サイトを、「歴史的文書」として保存・公開しているものです。
内容の更新は、2001年1月以降おこなっていません。特に、リンクやアドレスにつきましては、現在では無効となっているものがございます。悪しからずご了解下さい。
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1998年10月24日〜25日に開催された第10回大会(JASPM10)のお知らせを、東京工業大学のサイトから移して、そのまま残してあります。このページのコンテンツは、第10回大会実行委員会によって作成されたものです。
大会は盛会のうちに無事終了いたしました。大会運営に御協力いただいた皆さまに感謝いたします。
一部、発表題目が事前の予告から変更されたものがありますが、ここでは最終的な題目に訂正して示されています。訂正個所は青字で示しています。 |
日本ポピュラー音楽学会第10回大会
於:東京工業大学
<大会プログラム>
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第1日 10月24日(土) 基調講演、シンポジウム&個人発表
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10:00−11:00 基調講演 (H111教室)
村田公一:ポピュラー音楽研究にとっての音楽学
─学際領域の役割分担を考える─
12:30−15:30 シンポジウム(H111教室)
「歌謡曲、この未知なるもの─ポピュラー音楽研究をめぐって─」
パネリスト: 伊藤強(音楽評論家) ・小島美子(国立歴史民俗博物館
名誉教授) ・細川周平(東京工業大学)
コーディネーター・司会:東谷護(京都大学大学院)
15:30−15:45 休憩
15:45−18:45 個人発表
A (S222号教室) 司会:住川鞆子(宮城学院女子大学)
1遠藤薫(東京工業大学):J-Rockに見るグローバリティとローカリティの亀裂 ─X JAPANの軌跡を例として─
2岸本裕一(桃山学院大学):ポピュラー音楽のマーケティングとマーケティング
のためのポピュラー音楽─マーケティング論の視
座から1990年代の日本のポップスシーンを斬る─
3梅田茂樹(東京工業大学研究生):地方におけるレコード小売店の展開
4大西貢司(日本大学):日本における音楽CD再販制度の帰結
-著作物再販制度廃止論を考える-
5水谷祐康(“人間と性”教育研究協議会大阪サークル):日本のレズビアンカルチャー
─ささのみちるのカミングアウトから考える─
B (S221教室) 司会:福岡正太(国立民族学博物館)
1葉口英子(京都大学大学院):大学“コミュニティ”におけるポピュラ─音楽実践
─京都市内の大学生バンド、サークル活動の事例より─
2石橋純(東京大学大学院):アフロ系文化復興運動における民俗芸能の客体化と
真正性保証の戦略
─ベネゼエラ、サンミンジャンの事例から─
3阿部裕治(和歌山大学研究生):国境を越えて変わる音楽
−タイにおける「花」を例に−
4川本聡胤(慶應義塾大学大学院)):ロックビートの階層構造的分析
─その可能性と限界─
5土屋唯之(東京理科大学):“Yesterday Once More”の解釈について
6中野隆:ボサノヴァ誕生40周年 ─その意義と効用─
18:45−20:45 懇親会(於:東工大生協第二食堂)
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第2日 10月25日(日) 特別講演 & ワークショップ
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9:30−11:30 特別講演(S222号教室)
「日系アメリカ人の主流社会への文化変容─アメリカのポピュラー音楽を通して−」
講演者:ジョージ・ヨシダ(ジャズ史家)
司会:瀬川昌久(音楽評論家)
11:30−13:00 休憩
13:00−14:00 総会 (S222号教室)
14:10−17:10 ワークショップ
A(S323号教室)
ヴィジュアル系ロックとその周辺─X Japanを中心に─
井上貴子(大東文化大学)、大橋悦子(翻訳家・ライター)/
小泉恭子(兵庫教育大学)、森川卓夫
B(S322号教室)
産業、リソース、力─「日本の」音楽産業を考える─
安田昌弘(レスター大学大学院)/秋元淳(大阪芸術大学大学院)、生明俊雄(
ビクターエンタテイメント株式会社)、阿部勘一(東京大学大学院)、河野敬(東京
工業大学大学院)、増田聡(大阪大学大学院)
C(S321号教室)
伝記を書く/読む─ポピュラー音楽からのアプローチ─
細川周平(東京工業大学)/植田紗加栄(ジャーナリスト)、北中正和(音楽評論家)、
永井良和(関西大学)
17:10−17:30 閉会 :三井徹(金沢大学) (S222号教室)
参加要項
大会参加費等:
個人会員:3000円 学生会員:2500円(事前申込み)
非会員個人:3500円 非会員学生:3000円(当日受付)
懇親会費:
個人会員・非会員個人:5000円
学生会員・非会員学生:3000円
シンポジウムのみ参加:1000円 (当日受付)
その他ご案内:
1 受付 両日とも午前9時より行います。大変不都合をおかけして恐縮ですが、1日目と、2日目で場所が変わるのでご注意下さい。
1日目は、本館1階玄関脇
2日目は、南2号館2階です。
会場内では、受付でお渡しする名札を必ず身につけて下さい。(学会期間中は、学内で別の学会 が並行して開催されております。混乱のないよう、必ず名札を見やすい位置につけて下さい。)
2 昼食 大会1日目は、キャンパス内の本館1階にある第二生協食堂が営業しておりますので、ご 利用下さい。2日目はキャンパス内では食事ができません。食事の方は大変不都合をおかけして 恐縮ですが、当日配布の「大岡山食べ処マップ」をご参照の上宜しくお願いいたします。
3 懇親会 大会1日目の夕方、午後6時45分より、キャンパス内のにある本館1階にある生協第 二食堂で開催いたします。当日参加も受け付けます。非会員の方の参加も歓迎いたします。ご希望の方は受付にお申し出下さい。
4 禁煙のお願い 会場、控室内は禁煙です。お煙草は、灰皿が設置してある場所(1階玄関ホール、 南2、3号館前ベンチ等)でお願いいたします。
5 スタッフ 緑色の名札をつけているのが、大会運営スタッフです。どうかご用をお申し付け下さ い。何か不明の点が生じましたら、受付までお声をおかけ下さい。
☆大会時の会員アウトプット頒布について
例年と同じく、大会期間中、会員の皆さまのアウ トプットの展示・頒布のためのブースを設置いたします。出展ご希望の方は、大会事務局までご連絡ください。また、大会事務局への事前送付も受けつけておりますので、ご利用ください。
なお、管理の都合上、出展希望のご通知およびア ウトプットのご送付は、10月23日(金)必着でお願いいたします。(「会員展示物」とお書き添えください。)
展示・頒布につきましては、大会スタッフがお世 話させていただきますが、大会終了後の残部の返送などの諸作業は、出展者各自で行ってください。
また、出展に際して、A4判程度の用紙に、展示 物「タイトル・著者名・頒布価格・その他書誌データ」を明記したものをご用意ください。加えて、ご著書頒布の場合、割引価格をご考慮いただければ幸いです。
お問い合わせ・送付先は下記の通りです。
■ JASPM10大会事務局
〒152-8550 東京工業大学社会理工学研究科価値システム専攻細川研究室内
電話:03-5734-3365(細川研究室)
ファックス: 03-5734-3618(研究科事務センター)
電子メール:ohym@valdes.titech.ac.jp(事務局庶務担当大山)
☆会員の皆様へ
先日お送りした、委任状の文面に訂正箇所がございます。
1997年7月26日(誤)→1998年10月25日(正)
「第9回総会」(誤)→「第10回総会」
会員の皆様にご迷惑をお掛けしたこと、心よりお詫び申し上げます。
(JASPM10実行委員会 大山昌彦)
東京工業大学キャンパス
JASPM10大会事務局
〒152-0033 目黒区大岡山2−12−1
東京工業大学社会理工学研究科 価値システム専攻 細川研究室
電話 03-5734-3365(細川研究室)
ファックス 03-5734-3618(研究科事務センター)
e-mail ohym@valdes.titech.ac.jp(事務局庶務担当大山)
東京における20世紀最後の日本ポピュラー音楽学会Jaspm10の会場校となる東京工業大学(Tokyo
Institute of Technology:通称東工大、T.I.T.。たまに英語圏の外国人の方から笑われたりすることもあります)は、「都の西南」に位置する理工系の総合大学です。現在、東京工業大学には,学部は理学部,工学部,生命理工学部の3学部,大学院は理工学,総合理工学,生命理工学,情報理工学,橋爪、細川両会員が所属する「あの」価値システム専攻を有する社会理工学の5研究科,これらに加えて,資源化学研究所,精密工学研究所,応用セラミックス研究所,原子炉工学研究所の4附置研究所を有しております。
会場となる大岡山キャンパス(東急大井町線ならびに目蒲線大岡山駅より徒歩1分)
は、東急大井町線を挟んで目黒区と大田区にまたがる広大な(筆者自身もどこからどこまでがキャンパスか把握していない)敷地のなかにあります。その歴史は古く、大学のモニュメント的な建物である「本館」のように建物、施設も歴史を感じさせるような古いものが多い一方で、正門の入ってすぐ右手に「百周年記念館(通称:フェライト記念館)」の様に、ここが「Institute
of Technology」であることを改めて認識させてくれるような「近未来的な」新しい建物もあり、新旧混在のさながら「サイバーパンク」といった奇妙な外観を呈しておりますが、以外と緑が多くなかなか良好な環境であると言えるでしょう。
最近大学生のキャラクターに大学色が見られなくなった、という話をしばしば耳にしますが、東工大も例外ではなく、いわゆる「理系」している学生の数は減少傾向にあるようです。また、近年、女子の入学者数も、個人的な印象では増えているようです。しかし、理系大学ならではという特徴も根強くあるわけで、キャンパスは24時間営業で、夜中でも煌々と部屋の明かりがついていたり、ちらほら白衣を着た人々が缶コーヒーを買う姿を目にしたりします。
東工大のある大岡山の街は、「おしゃれな街」自由が丘から歩いても行ける距離にありながらも、非常に庶民的な印象を受ける街です。その商店街は、金目鯛が本日の特価品として店先に並べられている鮮魚店の隣で、ティンバーランドのバーギーパンツが吊るされている洋品店がある、といったように個人経営の様々な商店が立ち並び、典型的な東京の私鉄沿線の「駅前商店街」といった感じでしょうか。大岡山の街は学生街的な性格は薄く、その証拠に学生の「学外活動」は主に自由が丘や渋谷で行われているようです。強いて言えば理系大学の研究室生活に欠かせないテイクアウト系の商店が結構あることが理系大学の学生街としての性格が現れている、といったところでしょうか。(個人的には、雰囲気の良い喫茶店が少ないことが少々不満ですが、これも大学の性格を反映しているのでしょうか)。学会期間中、その後の「夜街活動」は、自由が丘か渋谷でなさることをお勧めします。
会員の皆様には、宿泊情報その他詳細な情報に関しては、大会実行委員会より別途ご連絡させていただきます。
それでは、10月24、25日大岡山で会いましょう!
<東京工業大学へのアクセス>
羽田空港から: 羽田空港-(モノレール)-浜松町駅-(京浜東北線)-大井町駅-(大井町線)-大岡山駅
約 1時間 800円
東京駅から: 東京駅-(京浜東北線)-大井町駅-(大井町線)-大岡山駅
約 35分 320円
新宿駅から: 新宿駅-(山手線)-目黒駅-(目蒲線)-大岡山
約 30分 320円
*その他からのアクセスで御不明な方は連絡ください。また、大学は大岡山駅前で、当日案内もさせていただきます。
*電車での来場をおすすめしてますが、もしお車での来場を希望の方は、当日正門入り口の守衛所にで「車両入校手続き」を行ってください。入校理由に学会参加の為と記入していただければけっこうです。
<昼食情報>
(注)日曜日は学食または各レストランの定休が多いので、
弁当持参(もしくはコンビニやマックのテイクアウト等)など
適当な手段を考えてください。特に学生の方は出来るだけマックかコンビニのテイクアウト(充実しています)を利用してくださるようお願いいたします。
1.さか本1(中華):ラーメン系。土日営業。
2.さか本2(中華定食):定食系。土日営業。
3.マクドナルド(ハンバーガー):気軽にテイクアウト。何かが半額。休めない店。
4.四川BF,1F(中華定食):量が多め。辛いの好き。土日営業。
5.いろは(定食):データ不足。価格はお手頃。夜は居酒屋。土日営業。
6.峰(日本食):お手頃な日本食系の定食。土曜のみ。
7.しなの(そば):麺好きに方は。土日営業。
8.花宴(中華コース):値段より雰囲気という方。高め。土日営業。
9.あたりや(トンカツ):勝負師にはかかせません。土曜のみ。おすすめ。
10.千枝(弁当):テイクアウト派はどうぞ。土曜のみ。
11.花時計(洋定食):アットホームな定食屋。日曜のみ。
12.キャンベラ(洋定食):花時計のライバル。土曜のみ。
13.Am-Pm(コンビニ):何がなくてもコンビニは、という方。テイクアウト系充実。休めない店。
14.百年記念館内レストラン(定食):見晴らし最高。土曜のみ。従業員の態度がやや気にかかるが。
15.弁当屋。土曜のみの営業。
16.寿司テイクアウト系。土日営業。
17.なかむらラーメン屋。土日営業。
18.パン、ケーキ屋さん。
19.東急ストア:幾分テイクアウト系をよういしてます。土日営業。
20.パン屋さん:おいしいパン。
21.悟空(中華):低料金の定食、ラーメン系。土日営業。
*下線は日曜営業の店
<宿泊情報>
*都内の宿泊施設の環境は良いのですが、参考までに掲載しておきます。
大岡山駅(東工大)へ電車一本でこれるのは、大井町駅、蒲田駅、二子玉川駅、目黒駅です。
また、渋谷、新宿、東京、品川、川崎などからのアクセスも良いです。
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--前回の情報--
日本ポピュラー音楽学会第10回大会発表申込について
10月24日(土)、25日(日)、東京工業大学にてJASPM第10回大会が開催されます。
大会発表には個人発表、ワークショップの二種類があります。
☆「個人発表」―発表20分、質疑応答10分の計30分。個人若しくは共同研究
☆「ワークショップ」―「企画者・問題提起者」の2名以上一組の申込を原則とし、持ち時間は3時間。(その進行については企画者・問題提起者に一任し、問題提起者は複数でも可。司会者は企画者・問題提起者が兼任しても構いません)
また、発表したいが、どのようにしたらよいか分からない、企画はあるが、問題提起者の調整がつかない、どのような人を集めたらよいかわからない、というような場合には大会事務局までご相談ください。
「発表申し込み」締め切り:8月31日
※原則として、個人発表は日本ポピュラー学会会員に限られます。
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