山田晴通:いろいろな活動記録



2001.02.01.

「地域メディアと地域の経験」

  筑波大学人文地理談話会

*筑波大学で人文地理学・地誌学を専攻する大学院生の諸君を対象にした談話会に招かれました。
 内容は、研究発表ではなく、自分の研究歴を振り返りながら、地域メディア論のエッセンスや松本での生活経験などにも言及した講演になりました。
 以下に掲げるのは、用意したOHPの原稿です。

筑波大学人文地理談話会(2001.02.01.)

「地域メディアと地域の経験」


山田 晴通
東京経済大学コミュニケーション学部
yamada@tku.ac.jp


■研究者と生活者の間

 □筆は一本、箸は二本

 □でもしか研究者/ほどまで研究者

 □就職すると論文を書かなくなる


■地域への関心

 □修士論文のフィールド選び

 □地域と縁が希薄だった子供時代

 □都市生活者としての漠たる自覚


■地域メディア論への参入

 □比較優位の発想

 □マス・コミュニケーション研究
  の置かれていた状況

 □フィールドワーク的接近法の意義


■就職=転居=地域の経験

 □「はじめての」一人暮らし

 □ネットワーキングの自己観察

 □社会的存在としての自己認識

 □農村的コミュニティの残滓
  と都市的社会関係


■「研究」テーマの変化

 □戯れとしての研究活動

 □自ら課す「節目」の不在

 □自然体/社会的責任

学位論文/査読論文


1983年 修士論文「日刊地域紙の存立基盤」

1984年 「宮城県石巻市における地域紙興亡略史−地域紙の役割変化を中心に」
      新聞学評論(日本新聞学会),33,pp215-229.
1985年 「東北地方における日刊地域紙の立地」
      東北地理(東北地理学会),37,pp95-111.
    「日刊地域紙の系列展開−東北地方の二つの事例−」
      新地理(日本地理教育学会),33,pp30-41.
1986年 「地理学におけるメディア研究の現段階−「情報の地理学」構築のために−」
      地理学評論(日本地理学会),59(A),pp67-84.
1989年 「JCTVの事業展開と経営的成功の背景」
      新聞学評論(日本新聞学会),38,pp138-151.

1989年 学位論文「わが国におけるCATV(有線テレビジョン)の存立基盤」


年次別/分野別 非査読論文等


    メディア論関係  商業学関係  大衆文化関係  その他
1984年    1
1986年            1
1987年            1
1988年    3              2
1989年    4
1990年                   2
1991年    1              1
1992年    2              2
1993年    1                     1
1994年    1                     1
1995年    2                     1
1996年                          2
1997年    1                     1
1998年    3                     1
1999年    1              1
2000年    1


学校歴/職歴/居住歴(成人後)


1977年-1981年 東京大学教養学部(駒場)   鎌倉市
1981年-1983年 東京大学大学院(主に駒場)  杉並区/鎌倉市
1983年-1986年 東京大学大学院(主に本郷)  藤沢市
1986年-1991年 松商学園短期大学(松本市)  松本市
1991年-1995年 松商学園短期大学(松本市)  穂高町/藤沢市
1995年-現在  東京経済大学(国分寺市)   小金井市/藤沢市


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