2000.05.30. 新座市大和田公民館 ◆□◆ 情報化社会の進展とメデイア・リテラシー ◆□◆ 山田 晴通(東京経済大学:yamada@tku.ac.jp) □「メディア・リテラシー」という考え方 識字力(literacy)と文化・社会 情報化と情報機器の普及 「リテラシー」の二つの側面 機器操作能力 ← → 批判的な読みとり能力 □教育と社会の変化 「生きる力」の多義性と陥穽 学校教育の課題と矛盾 → 何を教えるべきか=何を教えないのか 中等教育における国の役割をめぐる議論 → 教育は誰のためのものか? 望まれる「リテラシー」の内容はどのようになるのか □溢れる情報への対処 様々な個人レベルの対応戦略 異なるコードの共存 ← → グランド・セオリー(大理論)の崩壊 → 再構築の試み(=反動?) 「公共圏」の希求と、その幻想性/欺瞞性 □共存のための批判と寛容 枠組みの中/土俵の上での批判 ← → 枠組み自体を相対化する批判 囲い込みの可能性/不可能性.....機器操作能力と密接に関係 機器操作能力エリート ← → マス(大衆) 「自分で考える」ことを放棄するのは楽だが..... |