研究の道具箱:山田晴通

東京経済大学教員の出身校一覧

2003年4月現在


 大学で働く教員については(時には職員についても)出身校による「学閥」的な関係がよく話題とされます。「学閥」は時として、教授会の運営や、大学経営にも結びつけて論じられることがあります。
 このページは、「東経大は○○大学系」といった誤解(他大学の同業者からも、学生からも聞いたことがある)を正すことを意図して作成しています。
 このページでは、公開情報に基づいて、2003年4月現在で東京経済大学に在職している141名の教員について、最終出身校を集計したデータを公開しています。この結果から明らかなように、東経大は強いていえば、東大出身の教員が多いことに特徴がありますが、それでも全体の4分の一にすぎません。東大以外の出身大学も、国内外、国公私立の多くの大学にわたっております。要するに、東経大は特定の学閥に位置づけられる大学ではありません。
大学名
東京大学2735
一橋大学1414
慶應義塾大学1012
早稲田大学12
東京都立大学
京都大学
上智大学
北海道大学
九州大学
東北大学
法政大学
東京外国語大学
東京教育大学
名古屋大学
東京工業大学
明治大学
学習院大学
東京経済大学
神戸大学
東京都立科学技術大学
横浜市立大学
国際基督教大学
同志社大学
神戸外国語大学
順天堂大学
横浜国立大学
千葉大学
和光大学
国内大学971319129
ロンドン大学
イリノイ大学
ストラスクライド大学
コーネル大学
コロンビア大学
スタンフォード大学
ロチェスター大学
ウィスコンシン大学
タフツ大学
国外大学12
合計1061619141
 右の集計は、公開されているデータに基づくものです。個々の教員の経歴については「東京経済大学の教員一覧」から「略歴」のリンクをたどってください。集計は、各教員の最終出身校に基づくものです。出身校とは違う大学に論文を提出して博士の学位を取得されている場合も、学位取得大学ではなく、最終出身大学によって集計されています。
 横軸は、鷲田小彌太(1991)『大学教授になる方法』で用いられている、「普通」コース、「中級」コース、「特殊」コース、等の分類に準拠して、3分類をしました。「D」は大学院博士課程修了(学位取得)、単位取得退学、中途退学のいずれかに該当する方です。学部または修士課程のみの在学経験の上で、論文により博士の学位を取得された方は含まれていません。「M」は大学院修士課程(博士前期課程)のみを修了または中途退学された方です。6年制の学部教育を受けている医学士の方もこちらに含みます。「B」は学部卒業以降の学校歴がない方です。この中には、論文博士の学位を取得されている方なども含まれます。
 「M」に分類される方の多くは、1980年代までに採用された語学担当教員です。「B」に分類される方の多くは、公務員、裁判官、企業等の実務経歴をもたれた方です。また、学部卒業後大学院を経ずに大学助手に採用された方も3名います(いずれも東京大学助手経験者)。
 このページの内容に関するお問い合わせは、yamada@tku.ac.jpへお寄せ下さい。

[最終更新:2003.10.17.]
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