黒と白、上と下、右と左、あの人とこの人といった 二分法からの判断からこぼれ落ちるものを見過ごしたくない。 理屈の一点張りで強くなれると思ったって、それだけじゃ強くなれない。 同じ言葉の言い方ひとつで展開なんて全く変わってしまったりする。 たくさんの秩序が、回り回って回っている。 結局自分のためにしたことでさえ自分の首を絞めることもある。 スーパーで賞味期限のより新しいものをみんなが買うことによって 結局廃棄が増える→ゴミが増える→それを処理するためにコストがかかる→ それは私たちがものを買って支払う買価に含まれている→ 結局消費者が価格を上げている。 価格設定なんてそんな消費者の行動を見越してされているもの。 売価には万引きの損失も考慮されてプラスされているし、 売価/買価を変えるのは企業だけじゃなくて消費者によるものは大きい。 いろいろな方向から物事を見つめることが本当に大事だ。 今月 粋人表紙 |