今日もまた就職活動に原付で行ってしまった。
電車で行こうかいくまいか散々悩み（悩んでる理由：帰り寒いのが嫌）、その悩んでる時間で遅刻しそうになってしまったので、とりあえず電車で行かないと!と思い、原付で家を出た。

最寄りの駅の有料駐輪場はいつも満車なことを知っているので、役所にある駐輪スペースに停めようとしたところ、駐車違反の貼り紙が原付にたくさん貼られていた。
取り締まりの手が駅前だけでなくもはやここまで!!けっこう穴場やったのに。
もうひとつの駐輪穴場である最寄り駅より数駅先の某スーパーの駐輪場も最近そんな状態になってきている。

もー、これでは駐輪場所探してるだけで時間のロスになってしまうと判断し、間に合わないかもしれんけど、思い切ってまたもや会場まで原付で行ってみることにした。

青梅街道暴走。新宿付近で白バイさん3台に遭遇。即スピード減優良運転者のふり。
明治通り快走。代々木を通り過ぎそうになってしまって引き返した。
会場の近くに適当に路駐。

路駐、といえば悪いことのようにとられますが、けっしてそうではないということに気付いているでしょうか。
「自転車・バイクの放置はやめよう!」
「バスに乗り、公害渋滞減らそうよ」
「健康のために、なるべく歩きましょう」
といったたぐいの標語をあちこちでみることができますが、これをそのまま受け入れて、うなずいていいのだろうか。
実際、「自転車・バイクの放置」がやめられない（なくならない）のは、言うまでもなく十分な駐輪スペースが確保できない/できていないからである。
駅の近くに住んでいたり、バスに乗ることや徒歩大〜好きな人を除けば、やはり駅まで自転車やバイクを使いたいのが普通であると思う。
なのに、駅前には十分に駐輪場所が確保されていない。満車状態、場所によっては定期駐輪で数カ月待ちなんていうこともあるそうだ。
しかも、都内の駐輪場はほとんど有料。駅前に駐輪場ないところもある。

この標語は、行政側が市民・住民を納得させるための綺麗事の理屈だ。
だって私の住んでる自治体、絶対努力してないもん。
駅前路駐なくしたければ、今より収容力のある三階建てくらいの大型駐輪場や地下に作ってしまえばいいのに。
まあこの自治体、多分赤字だからダメやろーけど。

「バスに乗り、公害渋滞減らそうよ」も裏にあるものを見逃してはならない。
言うまでもなく、バスは車体が大きい。ゆえに、全体的に道路幅の狭い東京ではかえって渋滞を引き起こしていると私は思う。
そして公害の問題も見のがせない。バスはディーゼル車が多いから、普通に走っている乗用車なんかよりももっと公害を与えているのである。
みんながバス一台に乗って移動すれば、乗用車たくさん路上に走らせなくて済みますよー渋滞も減りますよー、環境もよくなりますよー。
と、これは完全な企業の思惑だ。
渋滞の原因はバスによるものは大きいし、環境もバスの方がよっぽどひどいということを認識したら、バスには極力乗りたくなくなった。

「健康のために、なるべく歩きましょう」って駅まで歩ける範囲で生活している人ならええかもしれんけどな!
そして、個人的な意見ですが私は地方人なので歩くのが嫌いなのです。
歩いている時は、気が向いた時か、雨が降っている時、やむを得ん時だけです。
余談ですが、大学の最寄り駅から徒歩約13分（公式発表時間）なんて私は歩きたくないです。
実際歩きません。

長々と語ってしまいましたが、「素」でものごとを認識してばかりいると、巧妙に騙されやすくなるから気を付けないとねーってことです。

就職活動はというと、なんとか1分程度の遅刻で済ますことができ、安心。
普通に説明会、筆記、面接をこなして終了。
終わってから渋谷で友達とカラオケ行ってまた夜道を暴走して帰った。
もーそろそろ原付寒くなってきたね。
私も「バスに乗り、公害渋滞減ら」したり、「健康のために、なるべく歩きましょう」か。
なんて。