- 講師は山中速人氏。
- 各授業で膨大な字数のレポートを課すことで有名。
- 彼はホームページを持っている。ここをクリック。この授業や彼の担当している他の授業に関しての具体的な情報も掲載しているようだ。
- 授業には毎回マッキントッシュのノートブックパソコンを使用して、生徒にはその画面をスクリーンに映ししていた。いわゆるビデオなどの垂れ流しではなく、マルチメディアテキストと本人はいっているが。
- 96年度には映像メディアとして紙芝居をあつかった時はおもしろかった。僕らの世代では紙芝居をほぼ見て育った者はいないが、そんな僕らに現役の紙芝居屋さんが登場。地下のスタジオでライブをやってくれた。とても新鮮であった。
そのほか、映像のリアリティー、映像の技術などの講義があった。
- 以下は96年度の期末レポートの課題についての記述
- コミュニケーション学部「映像と画像」
課題論文・要領
以下に掲げた3つの課題の中から関心のある課題をひとつ選び、指示にしたがって論述しなさい。
課題
1. ビデオで公開されている映画(あるいはその他の映像ソフトでもかまわない)から興味深いシーンを1つ選び、映画の主題と関連させながら、そのシーンのもつ共示的な意味の解釈を行いなさい。(取り上げた映画のタイトルを必ず記して下さい。)
2. 1月9日に講義で視聴したNHKのドキュメンタリー番組について、社会的に「やらせ」批判を浴びたいくつかの個所の中からもっとも興味深いと思う個所を1つ選び、そのシーンのどこがやらせであるとされ、なぜ批判の対象となったか、そして、どのような表現にすればやらせではないのか、を論じなさい。そして、「やらせ」の基準について、どのような議論が行われているか、あなたの意見を加えながら論じなさい。
3. デジタル画像処理技術の発達が、映像ジャーナリズムにおけるリアリティの認識に対して及ぼす影響について、事例(たとえば週刊誌や新聞に掲載された写真やテレビ画像など)を示しながら、論じなさい。(テレビ録画画像を参照する場合は、ビデオプリントなどで出力するか、デジタル化してフロッピーか電子メイルで提出して下さい。技術的にできない人は、他の課題を選んで下さい。)
論述の要領
書式
1. A4版、横書き、ワープロ出力(横40字×縦30行)(手書きは原則として受け付けない。)
2. 総字数 5000字以上
3. 表紙をつけ、主題、副題、学生番号、氏名を明記
4. いつくかの章を設け、各章に見出しをつけること
5. 引用個所には、註を施し、文献名を明記すること
6. 使用した参考文献のリストを最後に添えること。
7. 引用に関する注記の方法や文献リストの書式は、本学部紀要である『コミュニケーション科学』に掲載されている諸論文などを参考にすること。
8. 電子メイルによる提出を歓迎する。その際は、用紙等の書式は、無視してよい。提出先のアドレスは、hayato@tku.ac.jpである。
[1996年度<2期>受講:北川 雄一郎]
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