学生による学生のためのコミュニケーション学部の講義紹介

話し方表現法

基礎科目:日本語表現法:選択必修:半年:2単位:

複数クラス開講
原則は、2年次から受講、反復履修不可
留学生用クラスのみ1年次から受講可、2回の履修可
学部・教員による講義の紹介
学生による講義の紹介

話し方表現法:相川 浩:

  • 半期の授業。少人数のため出席は採る。
  • 期末テストはいつも最終授業の一週前の日。
  • テキスト「知のコミュニケーション」(相川浩著)を毎回使う。「話し方が分かる本」(マルジュ社、相川浩著)もまったく同様の内容。毎年これを使っている。
  • 教科書をひたすら読み聞かせをするだけ。
  • テキストを買うのがもったいない人はメールを下さい。あげます。
  • フレッシュマンゼミ、インタビュー技法で彼の講義をとったけど評価の付け方は適当だった。
  • 先生の著書の中で、画一的な発想しかできない人間は今後望まれないとしているが、授業は毎年同じテキストでそれを最初から終わりまで先生が解説していく様子はいままでの大学の授業スタイルとなんら変わらないと思う。
  • 著書の内容は分かりづらい部分もある。学者の発言の引用、一文の長さは逆にデメリットになっていると感じる。
  • NHKのアナウンサー出身で、元東経大。その辺でもっと身体を使った授業を学生側は期待している。一度、人前でスピーチする際の壇上に立つまでの歩き方を一人づつ行ったときが一番楽しかったし、相川先生の一番いいところがだせるポイントだと思った。


●97年度期末 話し方表現法テスト問題
  1. 文明が進展すると、なぜ人々は「擬」幼児化現象を示すのか説明せよ。
  2. ジャン・ジャック・ルソーの言語起源論で、「人間の言葉の起こったきっかけは、欲求からではなく、情熱から」というのはどういうことか。
  3. 言語コミュニケーション形態の「島国形態(アイランド・フォーム)」と「大陸形態(コンチネンタル・フォーム)」の違いについてのべよ。
  4. ソシュールの「言語記号(シーニュ)」と「シニフィエ」「シニフィアン」の関係を図式化して説明せよ。
  5. バード・ウィステルのいう「言語」と、声の表情や身振り、物腰などの「言語以外の要素」についての伝達能力についてのべよ。
  6. 次の単語説明せよ。「パロール」、「理性語」、「生活語」
  7. 人類に文字言語が出来る以前の「第一次話し言葉時代」の特徴のうち、次の分の空白「 」をうめなさい。
    イ)累積的であって「   」ではない。
    ロ)保守的又は「   」主義的。
    イ)恒常的で「   」的。
  8. ハリー・ホイヤーのいう「言語の転移性」についてのべよ。
  9. 「デノテーション」と「コノテーション」について説明しなさい。
  10. 人間の女性と男性の脳について次の質問に答えなさい。
    ●左脳優位型と右脳優位型について
[1997年度(後期)受講:北川 雄一郎]

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